さてここで冒頭の話に戻る。
単焦点コンパクトとVlogカメラの間を埋める存在はなくてもいいのか、と。
Vlogモデルはズームレンズが超広角系になってしまったので、写真メインで使うにはもうちょっと望遠が欲しい。
結局、旅行の友として選ばれたのはソニーのZV-1だった。ZV-1 IIは18-50mm相当(F1.8-4.0)なのに対し、初代ZV-1は24-70mm相当(F1.8-2.8)だったからである。70mm相当でF2.8というのが良かったらしい。ファインダーや内蔵ストロボが不要なら、小さくて軽くて扱いやすい良いスペックである。すでに生産終了しているので中古で見つけてきた。
そういうコンパクトデジカメ難民が出ないよう、そろそろ、日常的に使えてスマートフォンより高画質なズーム機が出てきても良い頃じゃないかなと思ってるのである。
個人的にもデジタル一眼を持ち出すまでもない時用にコンパクトで高画質なズームコンデジが欲しいのである。
コンデジ全盛期のような市場規模はもう望めないとはいえ、スマートフォン用に開発された1/1.5〜1型で4800万画素のセンサーを搭載したコンパクトデジカメとか、Powershot V1が採用した1.4型のセンサーを積んでスチルメインの仕様にしたコンパクトデジカメとか欲しい人がそれなりにいるんじゃないかとひそかに思ってるのである。
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