もう「バッテリー切れの不安」に悩まない バッテリー駆動40時間超で1キロ未満の「止まらないビジネスPC」

PR/ITmedia
» 2025年09月05日 10時00分 公開
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 ハイブリッドワークが広がるなど働き方が変わり、AI活用が本格化する中で、ビジネスPCに求められる条件は大きく変化している。

 中でも特に強く求められているのが「バッテリー駆動時間の長さ」だ。Web会議やオフィス外での作業が激増し、電源のあるカフェを探したりモバイルバッテリーを持ち歩いたりするなどバッテリー切れの不安に振り回されるビジネスパーソンは多い。

 今後はPCのローカルでAI処理を行うアプリケーションが増加すると予測され、ますます消費電力が大きくなることが懸念される。単にバッテリー駆動時間を長くするだけなら大容量バッテリーを搭載すればいいが、そうすると本体は大きく、重くなってしまう。ビジネスPCを持ち歩くシーンが多い今、バッテリー駆動時間が長いことと同時に気軽に持ち運べる軽さも要求される。

40時間を超える“超”長駆動時間を実現した「VersaPro UltraLite タイプVY」

 この課題に対して、NECパーソナルコンピュータは2025年7月に発表した新製品で一つの答えを出した。それが「VersaPro UltraLite タイプVY」(以下、タイプVY)だ。

 「タイプVYは、バッテリー駆動時間を長くすることに徹底的にこだわった“攻め”の製品です」とNECパーソナルコンピュータの森部浩至氏(商品企画本部 本部長)は説明する。動画再生時約20.1時間、アイドル時間は40.2時間と※1と、同社の従来機に比べて約1.74倍のバッテリー駆動時間を誇る。

※1:「JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)」で計測。

ALT NECパーソナルコンピュータの森部浩至氏

 タイプVYには「通常モデル」と「軽量モデル」があるが、軽量モデルなら大容量バッテリーの「バッテリー(L)」を搭載しても約995グラムという軽さで、Windows 11搭載かつ重量1キロ未満の製品において圧倒的なバッテリー持ちを実現した。

 この圧倒的な長時間駆動と軽量化をどのようにして実現したのだろうか。

 バッテリー駆動時間が長い最大の理由は「大容量バッテリーを搭載したこと」だと森部氏は話す。13.3型〜14型クラスのモバイルPCは52〜58Wh前後のバッテリーを搭載していることが多いが、タイプVYはそれを大幅に上回る74Whだ。そして天板に東レの最新カーボンを使用して軽さと堅牢(けんろう)性を両立させ、軽量モデルは底面にマグネシウム合金を採用することでさらに軽くしている。

ALT タイプVYの概要(提供:NECパーソナルコンピュータ)

 他にも、消費電力を抑えるための技術を詰め込んだ。CPUファンの制御を改良し、消費電力を同社の従来機と比較して約30%削減。液晶も低消費電力のものを採用し、従来機比16.8%の省電力化に成功した。プロセッサーも低消費電力の「インテル® Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)」を搭載している。

 駆動時間を伸ばす機能として「ロングバッテリーモード」も用意している。Web会議や動画視聴時に自動で消費電力を下げる「自動省電力制御AI」と、カレンダーアプリなどを参照して1日のスケジュールを把握し、予定に応じて通知やバックグラウンド処理を抑制してバッテリー駆動時間を延長する「スケジュールAI」という2つのAI制御機能を組み合わせたモードだ。F10キーを押すだけでこのモードに切り替えられる。

 急速充電機能にも対応しており、30分の充電で約1日分※2の充電が可能だ。リプレースまでの期間を考慮し、5年たってもバッテリーが劣化しにくい「スマート充電機能」も開発した。普段のPCの利用状況から行動予測AIが1週間の行動パターンを学習し、始業時間前や外出前は100%充電、業務中や終業後は80%充電するなど充電量を調整することでバッテリーの劣化を抑える。

※2:「JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver. 3.0)」で、動画再生時で7時間。バッテリー残量が0%かつPCが電源オフの状態から充電した場合。

 ユーザーが長く使えるようにバッテリーを簡単に交換できる「CRUバッテリー」も採用した。「バッテリー交換をする場合、従来は弊社に送っていただく必要がありましたが、タイプVYならお客さまご自身で交換できます。これによってPCが使えない期間を大きく短縮できます」と森部氏は説明する。ふたとバッテリーのねじを4つ外すだけで簡単にバッテリーの着脱が可能で、ねじには紛失しないように脱落防止リングが付いている。

 タイプVYならバッテリー残量を気にせずに1日の業務を十分にこなせるため、ACアダプターやモバイルバッテリーなどを持ち歩く必要がないことも大きなメリットだと森部氏は話す。

 「バッテリーが長時間持つことで、カフェで電源を探したり新幹線や会議室の電源の取り合をしたりといったストレスから解放されます。ACアダプターとモバイルバッテリーを持ち運ぶことを考えると、約500グラムは荷物が軽くなるでしょう。心も体も軽くなるビジネスPCです」

ALT タイプVYを斜め横と背面側から見たイメージ

AI機能で業務効率化にも寄与する「Copilot+ PC」

 タイプVYの魅力はバッテリー駆動時間と軽さにとどまらない。業務を快適にするさまざまな性能と機能を備えている。

 タイプVYはインテル® Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)を搭載しており、「Copilot+ PC」に準拠している。Copilot+ PCとはMicrosoftが提唱するハイスペックなモデルを指し、AI処理に特化したプロセッサー「NPU」(Neural Processing Unit)が40TOPS以上、メモリ16GB以上、ストレージ256GB以上などの要件を満たす必要がある。

 Copilot+ PCの大きなメリットの一つが、Copilot+ PCでしか利用できない機能が数多くあることだ。「リコール」はキーワードを入力して過去の操作や情報を検索でき、例えば「先週見た緑のグラフがある提案資料」と入力すれば該当の資料を見つけられる。他にもラフスケッチとプロンプトから画像を生成できる「コクリエイター」、デスクトップに表示しているテキストや画像を読み取ってクリックで操作ができる「Click to Do」、音声をリアルタイムに字幕表示する「ライブキャプション」などがある。バッテリー残量を気にせずにこれらの機能を使うことができれば業務効率化にもつながる。

AIチャットbotがPC操作の悩みを解決

 PC操作で分からないことがあったとき、「Microsoft Copilot」などの生成AIサービスに質問する人もいるだろう。しかしそれらに「PCから音が出ない」と質問すると「スピーカーの音量の設定を確認してください」やインターネット上にマニュアルがあればそれを引用するなど、どのPCにも当てはまる普遍的な回答をするはずだ。

 タイプVYに搭載されたNEC パーソナルコンピュータ独自のAIサポートチャットbot「AI Plus Biz」を使えば、そのPCの状態を基に具体的な解決策を提示する。AI Plus Bizに先ほどと同じ質問をすると、「1.音量設定の確認:現在のシステム音量は[5]で、ミュート状態になっています」といった回答をする。

ALT AI Plus Bizの概要(提供:NECパーソナルコンピュータ)

ヤマハと共同開発したAIミーティング機能 日本企業ならではのニーズに応える

 タイプVYはWeb会議の音声品質にもこだわった。ヤマハと共同開発したAIミーティング機能が搭載されており、室内のエコーやタイピング音、環境ノイズを抑制し、音量バランスを補正する。ユーザーの声を登録することで、周囲が騒がしくてもAIが登録者の声だけをクリアに伝達する「AIノイズキャンセル機能」もある。

 NECパーソナルコンピュータならではのこだわりはキーボードやインタフェース、筐体のデザインにも表れていると森部氏は語る。

 「キーボードを本体の端ギリギリまで広げていることがポイントです。キートップがへこんでいて指にフィットするシンドリカル形状で、打ち間違いが少ないキーボードを開発しています。キーピッチはタイピングしやすい19ミリにしました。エンターキーは大きめにして、漢字変換をしてエンターキーで確定するという日本ならではの使い方に寄り添った設計にしています。こうした日本企業ならではのニーズに応えられるのも弊社の強みです」

 インタフェースも充実しており、USB Type-C※3とUSB Type-Aを2ポートずつ、HDMI、有線LANなど、今のビジネスシーンに必要なものを十分に備えている。筐体はねじ穴や放熱穴などをできるだけ減らすなど、ノイズレスなデザインにもこだわった。

※3:Intel vPro® プラットフォーム対応モデルのみThunderbolt 4対応。

ALT キーボードとインタフェースのイメージ(提供:NECパーソナルコンピュータ)

安心の国産品質と充実のサポート体制

 タイプVYは、単に高いスペックを持つだけでなくビジネスPCに求められる堅牢性を備えている。MIL規格(MIL-STD-810H)準拠に加えて、日本のビジネスシーンを想定した独自の30項目以上の品質試験もクリア。満員電車での持ち運びを想定した天面への加圧試験(150キロ)や、日々の利用環境を想定したコネクター挿抜試験、高温、低温、多湿といった過酷な環境での動作試験など、多岐にわたる項目で製品の耐久性を徹底的に検証している。GIGAスクール構想で小中学生が使用するPCを製造した知見も生かされているという。

 購入後のサポート体制にも万全を期している。全国340カ所に保守拠点を展開するNECフィールディングと連携し、国内での修理・サポート体制を確立している。オンサイト修理や拡張保守プランも用意されており、企業のニーズに合わせた柔軟な対応が可能だ。

“止まらない”PCがビジネスを支える

 「止まらないあなたに、止まらないPCを」──このコンセプトを具現化したタイプVYは、ビジネスの現場で奮闘するビジネスパーソンにとって、頼れる相棒となるだろう。長時間のバッテリー駆動と軽量性を両立させたことでバッテリー切れの不安や荷物の重さから解放され、どこでも高いパフォーマンスを発揮できる。AI活用や業務効率化ができる性能と機能を備え、国産品質と万全のサポート体制がダウンタイムを低減する。タイプVYはまさにこれからの働き方を支える“攻め”のビジネスPCだ。

 森部氏は最後に「タイプVYは、NECが培ってきた技術を注ぎ込んだ自信作です。4、5年先でも色あせないスペックのビジネスPCなので、ぜひご検討ください」と締めくくった。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2025年11月17日