MS、ハッカー会議Blue Hatを定期開催へ
Microsoftは米ワシントン州レドモンドの本社で年に2回ハッカーカンファレンスを開く計画に取り組んでいる。同社セキュリティ部門の広報担当者が明らかにした。
同社は秋にまたBlue Hatを開催する予定だが、具体的な開催日は決まっていないと同社セキュリティ部門プログラムマネジャー、ステファン・ツールーズ氏。北米では秋というとたいていは9~11月のことを指す。
「われわれは今後このイベントをまた行うことを検討している」と同氏は3月に開催されたこの2日間のイベントについて語った。「セキュリティ研究者との関与を続ける中で、われわれは気楽にこうした顔を合わせての交流ができるようになった」
Blue Hatというイベント名は、Black Hatセキュリティカンファレンスと、Microsoft社員が社内で付けるバッジの色から付けられた。今年のBlack Hatカンファレンスは先週、ラスベガスで開かれた。
最初のMicrosoft Blue Hatイベントのセッションでは、セキュリティ研究者がMicrosoft幹部と開発者に対し、同社製品のバグを悪用する方法をデモした。
あるプレゼンテーションでは、ハッカーがワイヤレスネットワークを設置して、Windows XP Service Pack 2(SP2)を搭載したノートPCを、危険かもしれないネットワークに誘導する方法を示したとツールーズ氏。
このような潜在的なセキュリティホールのデモは、実際に製品開発者の痛いところを突いていたため、Microsoftはこのイベントを定期的に実施したいと思ったと同氏は語る。
「すべてが停止した瞬間があった」と同氏はワイヤレスネットワークのデモについて話す。「聴衆の中にはそのコードを書いた人間がいた。デモを見た開発者たちは、そのようなことが二度と起きないように製品開発の方法を変えるための素晴らしいアイデアを話していた」
開発者のこうした反応は、Microsoftの製品ライン全体をもっと安全にする手助けをするというBlue Hatイベントの最終的な目標に一致していると同氏は言い添えた。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
2
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
3
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
4
バーガーキング、約1118万件漏えい 公式アプリ会員システムに不正アクセス
-
5
デンマークの880万人分流出、原因はパスワード「123456」 ハッカー「侵入は難しくなかった」 現地報道
-
6
「Google Play」、AI Studioで作った自作アプリを自分の端末で実行可能に AIでゲームを探す機能も
-
7
「Rakuten Mini」など4機種に脆弱性 楽天モバイル、他製品への切り替え推奨
-
8
デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
-
9
メドレーの産婦人科向けシステムに不正アクセス、患者の個人情報漏えいか 最大787の医療機関が対象
-
10
相次ぐサイバー攻撃に「AI悪用の可能性」……初来日のAnthropic共同創業者が言及 悪用どう抑止
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR