「ハードディスクの死」を予測するSamsung
ハードディスクはわずかな時間を生きており、安定したフラッシュメモリに取って代わられることになる。Samsungの半導体部門CEO(最高経営責任者)チャン・ギュ・ホアン氏はこう語った。
Samsungは、50ナノメートル技術を使った16ギガビットNAND型フラッシュチップを発表したばかりだ(9月12日の記事参照)。同氏の予測はこれを基にしている。
「NAND型フラッシュ技術は、平均12カ月ごとに記録密度が倍増し続けている」とホアン氏。これは、Samsungの16ギガビットフラッシュチップが、PDAやMP3プレーヤーなどのモバイルデバイスからノートPCに広がるということを意味する。
このフラッシュチップを搭載したノートPC用の32Gバイトメモリカードが登場するだろうと同氏は主張した。Samsungはこのチップを2006年後半に量産開始するため、こうしたメモリカードは2006年末か2007年に登場すると見られる。50ナノメートルプロセスを使うということは、セルサイズは1ビットあたり0.00625平方マイクロミリ、60ナノメートルプロセスを使ったこれまでのチップから25%縮小されることになる。
もしもSamsungの見方が正しければ、来年のこの時期までには、32ギガビットNAND型フラッシュチップが発表されるだろう。これを使ったメモリカードの容量は64Gバイトになる。その1年後には、128Gバイトメモリカードが実現する。そうなればNAND型フラッシュはデスクトップPCにも進出するかもしれない。
フラッシュメモリをノートPCに搭載した場合、ハードディスクならダメになってしまうような衝撃を受けても、壊れることはないだろう。だがフラッシュチップは読み込み・書き込みサイクルの点で限界がある。永遠に持つわけではない。
もちろん、メモリカードにはコストと消費電力の問題もある。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
ドコモSMTBネット銀で障害 「着金しない」「給料日にやめて」と悲鳴【復旧】
-
2
J:COMネット障害、原因は「外部からの大量アクセス」 DNSサーバに高負荷 最大約408万件に影響
-
3
パナソニックが市販カーナビ生産終了へ 30年以上の歴史に幕、スマホナビの普及など受け
-
4
ahamo初の値上げ 「大盛りオプション」撤廃、40GB・60GB・120GBの3段階制に
-
5
アニメを支える外国人材に“逆風” 日本在住の声優・アニメーターが抱く「不安の正体」とは
-
6
ナッツを多く食べる人、認知テストで高成績の傾向 豪州チームが1700人以上を分析
-
7
「モンスト」キャラの声をAI生成、MIXIのニュース紹介企画に批判続出 実施見合わせへ
-
8
アジア大会、11歳がeスポーツ「ぷよぷよ」で決勝へ 日本選手団最年少
-
9
「楽天銀行から数百万が勝手に移動」「残高が0に」……楽天証券のシステム不具合、連休中に発生
-
10
Gyazoへの不正アクセス、新たに約1.74億件の画像メタデータ流出
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR