Dell、利益予想を下方修正

Dellの2〜4月期決算は1株利益が当初予想を下回り、売上高も予想の下限にとどまる見通し。「四半期後半に価格上の決定を行ったことが主因」だと同社。

[ITmedia]

　米Dellは5月8日、同社第1四半期（2〜4月期）決算で1株利益が約33セントとなり、当初予想を下回る見通しだと発表した。売上高も予想下限の142億ドルを見込んでいる。

　同社の当初予想では1株利益が36〜38セント、売上高は142億〜146億ドルを見込んでいた。利益が予想を下回ったのは、四半期の後半に価格上の決定を行ったことが主因であり、これによって将来的には売り上げが加速する見通しだと説明している。

　ケビン・ロリンズCEOは発表文で「Dellは第1四半期を通じ、サポートインフラと製品品質への投資、および価格調整の加速を通じて成長促進に向けた戦略を断行してきた」と述べている。

　正式な決算発表は5月18日に行う予定。