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MS、非IEブラウザにも対応のプレビューツール「Expression Web SuperPreview」発表
現行版はIEにのみ対応。IE 8をインストールしておけば、デスクトップ上でIE 6/7/8でのレンダリングをプレビューできる。
米Microsoftは3月18日、Web開発者向けページプレビュー・デバッグツール「Expression Web SuperPreview」を発表した。同社のWebデザインツール「Expression Web」の次期バージョンに含まれる新機能で、Internet Explorer、Firefox、Safariなど、異なるWebブラウザでWebページがどう表示されるかを確認できる。
現在はIEのみに対応の「Expression Web SuperPreview for Internet Explorer」が公式ブログのリンクからダウンロードできる。
Internet Explorer(IE) 8をインストールしていれば、開発中のWebサイトがIE 6、IE 7、IE 8でそれぞれどのようにレンダリングされるかを確認できる。2つのバージョンのブラウザでの表示を並列させたり重ねたりして表示し、ルーラ、ガイド、ズームツールを使って細部を確認できる。
仮想マシンを利用しなくてもIE 6、7、8での表示を確認できる。また従来のブラウザ比較ツールと異なり、ページをパブリッシュしなくてもデスクトップ上でプレビューできるのが特徴という。
関連キーワード
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