KDDIと北海道放送(HBC)、博報堂DYメディアパートナーズは1月29日、札幌市で2月5〜11日に開かれる「第61回さっぽろ雪まつり」で、携帯電話向けAR(拡張現実)アプリケーション「お宝!グルメレーダー」を利用した宝探しイベントを実施する。
KDDIのAR技術「実空間透視ケータイ」を使った携帯アプリ「MAWARIPO」をカスタマイズした。6軸センサーとGPSの位置測定機能を利用し、携帯をかざした位置と方向を把握。現実の位置情報と連動した仮想空間上に、レストランや雪像などを表すアイコンを表示する。ユーザーの位置に応じて、付近の飲食店や観光名所などをHBC提供の動画などで紹介する。
ゲームイベントはさっぽろ雪まつりのメイン会場となる大通会場で実施。ユーザーは画面上のアイコンの中から、お宝の位置を示す「お宝アイコン」を探す。お宝アイコンには位置情報を付加した“お宝動画”が添付されており、アプリのナビゲーション機能を利用してアイコンの位置まで歩くと、クーポンなどを入手できる。
動画への位置情報の付加は、博報堂DYメディアパートナーズが開発した動画変換ASP「Rocket Box」を利用する。
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