Google、最寄り店舗のリアルタイム在庫が分かるモバイルサービスを開始
携帯で製品名を検索すると、現在地近くの小売店の在庫状況や価格、店の地図などが表示されるモバイルサービスをGoogleが米国で開始した。
米Googleは3月11日、モバイル版Google検索に、最寄り店舗の在庫状況が確認できる機能を追加したと発表した。同日から米国のiPhone、Android、Palm webOS搭載端末で利用できるようになった。
このサービスに参加する小売り企業は現在、Best Buy、Sears、Williams-Sonomaなど5社のみだが、今後拡大していく計画だ。
対応する端末の検索トップページ(Google.com)で「more」→「Shopping」を選んで目的の製品名を入力すると、在庫がある場合は検索結果に青い丸の付いた「In stock nearby」というリンクが表示される。このリンクをクリックすると、端末の位置情報に基づいてGoogleが割り出した最寄の小売店での製品在庫状況と販売価格、電話番号、現在地からの距離などが一覧表示される。ユーザーが「My Location」機能を有効にしていれば位置情報は自動で設定されるが、手入力することもできる。
電話番号をクリックすればそのまま電話でき、「Get Directions」をクリックすれば小売店の位置を表すGoogle Mapsに移動する。
Googleは小売り企業に対して同サービスへの参加を呼び掛けている。参加するには「Local Business Center」に自社の情報を登録した上でオンラインで申し込む。また、「Google Product Search」に製品情報を登録し、情報を最新に保つことが要求されている。
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