買い物情報共有サイトの米Blippyは、同社ユーザーのクレジットカード番号がGoogleの検索結果に表示されていたことが分かったと、ブログで明らかにした。
Blippyは、ユーザーが自分のクレジットカード情報を登録しておき、そのカードで購入した物品の情報を共有できるサイト。同社が4月24日までに確認したところ、5人のユーザーのカード番号がGoogleの検索結果で露出していたことが分かった。
同社によると、番号が露出したユーザーは2月3日以前にサイトに登録し、クレジットカードのアカウントをBlippyにリンクさせて、公開アカウントの設定にしていた。このため、カード情報がGoogleにインデックス化されてしまった。
ただし同社は、ハッキングされたり、セキュリティが破られたりしたわけではなく、影響を受けたのはごく一部のユーザーにすぎないと強調している。
セキュリティ企業の米Websenseによれば、Googleの検索結果からは既に問題の情報が削除され、検索結果にカード番号が表示されることはなくなっているという。同社はクレジットカード情報や銀行口座情報といった情報の共有について、「最悪の事態を想定し、十分なほど慎重になった方が良い」と忠告している。
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