“4原色”テレビ「AQUOSクアトロン」発売 3Dも
“4原色”表示技術で高画質化したシャープ「AQUOSクアトロン」は7月に発売。黄色や金色、エメラルドグリーンなどが鮮やかに再現できるという。3D表示モデルも発売する。
シャープは5月31日、“4原色”表示技術を採用した液晶テレビ「AQUOSクアトロン」シリーズを7月1日から順次発売すると発表した。3D表示対応モデルも発売し、対応Blu-ray Discレコーダーなども同時に投入する。
光の3原色であるR(赤)、G(緑)、B(青)に、Y(黄、Bの補色)を加えたフィルターを使う多原色技術と世界初の光配向技術「UV2A」を組み合わせた液晶パネルとLEDバックライトで高画質化。従来の3原色では難しかった黄色や金色、エメラルドグリーンなどを鮮やかに再現できるという。
発売するのは3D表示対応の「LVシリーズ」4機種(7月30日発売)と、2D表示対応の「LXシリーズ」4機種(7月20日発売)、「XFシリーズ」2機種(7月1日発売)。それぞれフルHD表示に対応。LVシリーズはフレームシーケンシャル方式で専用眼鏡による3D表示が可能。3原色パネルに比べ、3D映像は約1.8倍明るいという。
価格はオープン。実売予想価格は、LVシリーズの60V型が60万円前後、LXシリーズの60V型が55万円前後、XFシリーズの52V型が37万円前後など。
LVシリーズと同時発売するBDレコーダーはHDDが2Tバイトの「BD-HDW700」と1Tバイトの「BD-HDW70」の2機種。「Blu-ray 3D」の再生に対応し、LVシリーズなどと接続することで3D映像を再生できる。BD-HDW700の実売予想価格は30万円前後。
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