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HTC決算、Android端末好調で58%の増収
Android端末最大手HTCの4〜6月期の決算は、売上高が58%増の190億米ドル、純利益は33%増の2億6800万米ドルと過去最高だった。
台湾のHTCは7月6日(現地時間)、第2四半期(4〜6月期)決算を発表した。売上高が前年同期比58%増の605億台湾ドル(約190億ドル)で、純利益は同33%増の860億台湾ドル(約2億6800万ドル)だった。いずれも前期に発表した予測を上回り、第2四半期としては最高の業績になった。
HTCは米Googleのオリジナルブランド端末「Nexus One」をはじめとする多数のAndroid搭載端末を提供するスマートフォンメーカー。同四半期にも新モデル「HTC Wildfire」「HTC EVO 4G」「HTC Aria」を発表している。
Googleによると、現在49カ国で21のメーカーが60機種のAndroid端末を提供しており、1日当たり16万台のAndroid端末がアクティベートされているという。米IDCが5月に発表した第1四半期のベンダー別スマートフォン出荷台数調査では、HTCの出荷台数は260万台で、フィンランドのNokia、カナダのResearch In Motion(RIM)、米Appleに次ぐ4位だった。
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