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Microsoft、クラウド利用同期サービスの正式名称を「Windows Live Mesh」に

「Windows Live Essentials 2011」の同期機能の正式名称が「Windows Live Mesh」になり、利用可能なクラウドストレージの容量が2Gバイトから5Gバイトに拡大した。

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 米Microsoftは8月27日(現地時間)、次期オンラインサービススイート「Windows Live Essentials 2011」に含まれるクラウドストレージ・同期サービスの名称を「Windows Live Sync」から「Windows Live Mesh」に変更すると発表した。また、幾つかの新機能も追加した。

 Microsoftは6月にWindows Live SyncとWindows Live Meshの機能を統合した際、Windows Live Syncという名称にしていた。だが、このサービスはリモートアクセスやクラウドストレージなど、ファイルの同期(synchronization)以外の機能も備えることから、正式版ではWindows Live Meshという名称に変えることにしたという。

 6月のβ公開以来、24万人以上が同サービスをダウンロードしており、多数のフィードバックがあるという。リクエストに応え、隠しファイルの同期を可能にし、同期フォルダで同期できなかったファイルのリストを表示するようにした。Live Meshのレスポンスに関するリクエストにも応えてパフォーマンスを改善し、アプリケーションのロード時間を半分に、アイドル時のCPU使用率を30%削減した。

 また、同期の際に利用できるクラウドストレージの容量を従来の2Gバイトから5Gバイトに増量した。なお、Live Essentialsには写真やOfficeのドキュメントなどを保存するためのクラウドストレージサービス「SkyeDrive」があり、こちらの利用可能容量は25Gバイトだ。現在の段階では、SkyDriveとLive Meshは別のサービスであり、容量の上限はそれぞれ別のものだが、将来的にはこれらのサービスで情報を共有できるようにすることも検討しているという。

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