ニュース
国内スマートフォン市場、Appleが1人勝ち シェア6割
MM総研の調査によると、10年度上期の国内スマートフォン市場でAppleは134万台を出荷、シェア6割と1人勝ちだった。
MM総研が10月26日まとめた2010年度上期(4〜9月)の国内携帯電話端末の出荷状況によると、スマートフォン市場のメーカー別シェアで、iPhoneを擁する米Appleが60.1%を占めた。スマートフォンは出荷台数全体の11.7%を占めており、下期に各社からAndroid端末が登場することで普及が加速するとみている。
上期のスマートフォン出荷台数は223万台。前年同期(106万台)から2倍以上に増えた。そのうちAppleが134万台と6割を占め、2位のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズを突き放している。
下期には、おサイフケータイなどフィーチャーフォン(従来型携帯電話)の機能を備えるAndroid端末が発売される予定で、10年度通期のスマートフォン出荷は440万台と、前年度比88.0%増を予測する。フィーチャーフォンを含む全体では同8.3%増の3730万台を見込んでいる。
関連記事
- 「結局、iPhoneの1人勝ち」 スマートフォン市場
携帯電話市場に占めるスマートフォンの台数構成比が20%を超えた。ソフトバンクモバイルがiPhone 4を発売したのが要因で、iPhone1人勝ちの状況が続いている。 - 「もう一度、みんなが期待できるauに」 Androidで反転攻勢
auがAndroidスマートフォンで反転攻勢。「もう一度、みんなが期待できるauにしたい」と意気込む。 - 「Androidの可能性は限りない」──「GALAXY」発売のドコモ、ラインアップ拡充でiPhoneに対抗
ドコモが「GALAXY」2機種の年内発売を発表。さらに5機種のスマートフォン発表を控えており、ラインアップ拡充でiPhoneに対抗していく。 - Xperia、発売20日で10万台 ドコモ今期、スマートフォン100万台目指す
「これまでドコモが出したスマートフォンで一番の売れ行き」――Xperiaは発売20日で10万台売れたという。スマートフォンはパケットARPU向上の切り札。機種数を拡大し、今期100万台販売を目指す。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.