ニュース
Microsoft、HotmailやSkyDriveでSSL暗号化を採用
Microsoftが無料オンラインメールでHTTPS接続をオプションで選択できるようにしたほか、オンラインストレージのSkyDriveやPhotoではデータが自動的にSSL暗号化されるようにした。
米Microsoftは11月9日(現地時間)、無料メールサービス「Windows Live Hotmail」で、HTTPS接続をオプションで選択できるようにしたと発表した。ログインのセッションは既にHTTPSで行われていたが、メールデータの送受信にも適用し、セキュリティを強化する。
また、同日から「Windows Live」サービスのSkyDrive、Photo、Docs、Devicesを自動的にSSLで暗号化することも発表した。
Hotmailの受信箱、予定表、連絡先でHTTPSを有効にするには、専用ページにアクセスし、「HTTPSを自動的に使用する」を選択する。
なお、HTTPSを有効にすると、「Outlook Hotmail Connector」「Windows Liveメール」、Windows MobileおよびNokia用のWindows LiveアプリからHotmailにアクセスできなくなる。
米GoogleのGmailでは、2008年からHTTPS接続をオプションで選択できるようになっており、同社は2009年末に大規模なサイバー攻撃を受けた後、HTTPS接続をデフォルトとした。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
関連キーワード
Hotmail | Windows | HTTPS | Windows Live | Microsoft | SkyDrive | 暗号化 | SSL | Windows Live Essentials | オンラインストレージ | セキュリティ
関連記事
- Microsoft、「Windows Live Essentials 2011」をリリース
Windows Live Messengerやフォトギャラリー、Live Meshなどの無料サービスをパッケージにしたサービススイート「Windows Live Essentials 2011」がWindows Vista SP2以上のユーザー向けに公開された。 - Microsoft、Hotmailのアップデートを開始
- Microsoft、今夏公開の新Hotmailの機能を紹介
次世代Hotmailは、「Windows Live SkyDrive」や「Office Web Apps」との連係で写真やOfficeドキュメントの添付・閲覧機能が向上したほか、FacebookなどのSNSとの提携でソーシャル機能が強化された。 - Google、GmailでHTTPS接続をデフォルトに
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.