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HP、Microsoftの家庭用サーバOS「Windows Home Server」のサポートを中止
HPが家庭用サーバ「MediaSmart Server」の製造を中止することで、Microsoftの「Windows Home Server」のサポートも終了する。
米Microsoftは12月1日(現地時間)、米Hewlett-Packard(HP)がMicrosoftの次期版家庭用サーバOS「Windows Home Server(WHS)」(コードネーム:Vail)をサポートしないことを明らかにした。HPは家庭用サーバ「MediaSmart Server」にWHSを搭載して販売してきたが、同サーバの製造を終了する。
HPは年内にMediaSmartの販売を終了する。MicrosoftとHPの協業関係は今後も継続する。
Vailは「Windows Server 2008 R2」をベースにした家庭およびホームオフィス向けサーバ。64ビットOSのみの提供で、ハードウェア要件は、1.4GHzのx64プロセッサ、1Gバイトのメモリ、160GバイトのHDD。台湾のAcerや英Tranquilが次期WHS搭載サーバを2011年上半期に発売する予定だ。
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