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Twitter、サードパーティーアプリによるユーザーデータ利用をより明確に
ユーザーはアプリで自分のどんなデータが利用されるのかを事前に把握できるようになった。これまでDMへのアクセス権を持っていた開発者は、再度ユーザーの承認を得る必要がある。
米Twitterは5月17日(現地時間)、サードパーティー製アプリによるユーザーデータ利用に関する改定を行ったと発表した。アプリでユーザーのダイレクトメッセージ(DM)データを利用する場合は、個別にユーザーの許可が必要になった。
同日より、ユーザーが新たにサードパーティー製アプリにアクセスすると、以下のような認証画面が表示されるようになった。サードパーティーがユーザーのどのようなデータを利用するかが従来より細かく表示されている。
また、既にユーザーのDMデータへのアクセス権を持っているアプリのアクセス権がいったん取り消された。DM情報を必要とするアプリは再度ユーザーからの承認を得なければならない(ユーザーが該当するアプリにアクセスすると、承認を求めるウィンドウが表示される)。
この改定に伴い、DMへのアクセスの承認にはOAuthのみを使うことになった。xAuthを利用しているアプリは、5月末までにOAuthに切り替える必要がある。
Twittterはこの改定を「アプリ認証時のより高いレベルでの情報の明確化とコントロール性を求めるユーザーと開発者からの要望に応える」ものと説明している。
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