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ソニーを襲ったハッカー集団、FBIに続けて任天堂にも侵入
ハッカー集団LulzSecは任天堂のサーバに侵入したが、「Nintendoは標的にしない」としてサーバの構成ファイルを公開するにとどめた。
Sony Picturesサイトを攻撃した「LulzSec」と名乗るハッカーグループが6月3日(現地時間)、今度は任天堂のサーバに侵入して入手したというサーバの構成ファイルを公開した。
LulzSecはTwitterで「われわれはNintendoを標的にはしない。N64(任天堂の家庭用ゲーム機)が大好きだから。同社がセキュリティホールをふさげることを祈る」とツイートし、声明文でも「冗談半分」だとした。
米Wall Street Journalによると、任天堂は米国のサーバに権限のないアクセスがあったことを認め、企業や顧客の個人データは安全であると強調した。
LulzSecは数時間後、「Nintendoに関しては、構成ファイルを入手しただけで害を及ぼすつもりはないことをはっきりさせた。いずれにしても同社はもう問題を解決したし」とツイートした。
LouzSecは同日、米連邦捜査局(FBI)の関連組織InfragardのWebサイトを改ざんし、ユーザー情報を暴露した。
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