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「総力を挙げて巻き返す」 Windows Phone 7.5にかけるマイクロソフト(2/2 ページ)

「総力を挙げてWindows Phone 7.5で巻き返しを図りたい」「次はないという覚悟」──Mangoと呼ばれてきた新OS搭載スマートフォンを世界で初めて日本で投入するMSは、新OSでスマホ市場での出遅れ挽回を図る。

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 MSはスマートフォンでは「出遅れてないとは言えない状態」と樋口社長は認めるが、「スマートフォンはまだまだこれから」と強気だ。

 「Microsoftは1つの会社でハードもソフトも両方やってる会社でなく、ソフトに特化した会社だ。ハードもソフトも1つの会社でまとめたほうが立ち上げ期はいいと思うが、パートナーと展開していくほうが広がりは出る」と、Appleとは異なるパートナーとの共栄路線を強調してみせ、「立ち上がりに時間はかかったが、これまでの反省から使い勝手のいいOSになった。KDDI、富士通東芝とともに自信を持って拡販したい」と、「これを広げないと次はないという覚悟」を示した。

 「一度使ってもらえると満足度は非常に高いという結果が出ている」(樋口社長)というが、「一度使ってもらう」ためのプロモーションが課題になる。「Android au」を展開しているKDDIとしても「『Windows au』というわけにはいかないし」(田中社長)と、プロモーション展開に知恵を絞っている段階。「良さを分かってもらえるプロモーションをやらなければと思っていて、準備している」(田中社長)

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