「BIGLOBEクラウドホスティング」にオートスケール機能 低価格メニューも拡充
NECビッグローブは、BIGLOBEクラウドホスティングにオートスケール機能やWebアクセス解析機能などを追加。10月25日からオプション提供する。
NECビッグローブは10月24日、パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」に、オートスケール機能、API公開、Webアクセス解析機能を追加すると発表した。25日から利用できる。併せてネットワーク転送料金を完全無料化し、低価格メニューも拡充する。
新たに提供するオートスケール機能は、月額1050円(税込)で利用できるオプションメニュー。事前に指定したスケジュールや、CPUやメモリ使用率の増減に応じて自動でサーバリソースを追加/削除できる。
さらに無料でAPIも利用でき、外部システムとの連携が可能。外部のプログラムを用いたサーバ構築の自動化や、外部の運用監視システムとの連携によるサーバ監視/制御などによって、システム運用を効率化できるようになるという。
Webアクセス解析機能も初期費用2万1000円・月額5250円で利用できるようにする。ユーザーは同機能の利用で、タグ付け不要でWebサイトのアクセス状況をリアルタイムに解析できるようになる。同社のWebアクセス解析サービス「WebMil for BIGLOBEクラウドホスティング」との連携によって実現した。
そのほか、従来はネットワーク転送量が100Gバイト/月を超えると発生していた超過料金を無料化するとともに、仮想サーバ1台当たり4725円で利用できる機能限定版メニュー「ナノモデル」を追加する。また、従量料金プランの利用者向けに、新たにサーバ休止機能を追加。通常20円/時の従量料金がサーバ休止中は4円/時となり、サービス開発のスモールスタートなどを支援するという。
関連記事
- USJ、イベント情報サイトの基盤にパブリッククラウドを導入
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの運営会社は、パーク内イベントの情報サイトの構築基盤として、NECビッグローブのパブリッククラウドサービスを導入した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.