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NTT Com、東欧3カ国に国際IPネットワークの接続拠点を開設
NTTコミュニケーションズは、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアの3カ国に「国際IPバックボーン」の接続拠点を開設し、同地域のネット環境を改善するという。
NTTコミュニケーションズは11月18日、グローバルIPネットワークサービス「国際IPバックボーン」の接続拠点を、新たにハンガリー、ルーマニア、ブルガリアの3カ国に開設すると発表した。同地域でサービスを展開するコンテンツプロバイダー、ISP、通信事業者などにネットワーク環境を提供することで、同地域のネット環境の向上に貢献するという。
国際IPバックボーンは、日本、アジア、米国、欧州、オセアニアと世界主要各国に展開するNTTコミュニケーションズのIP通信サービス。日米間で550Gbps、アジア・オセアニア間で453Gbps、日欧間で87Gbps、米欧間で100Gbpsの帯域を持ち、グローバルにおける高速で安定的なデータ通信を可能にしているという。
同社によれば、東欧地域のインターネットトラフィック量は2006年からの4年間で2倍以上に増加している。そこで同社はハンガリーのブダペスト、ルーマニアのブカレスト、ブルガリアのソフィアの3地域に国際IPバックボーンの接続拠点を新設することで、同地域のネットワーク環境を改善するとしている。
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