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TBS、衆院選当日にヤフーとGoogleに当確情報を提供 テレビ局初
TBSテレビは16日投開票の衆院選当日、各候補者の「当選確実情報」などの最新情報をヤフーとGoogleの選挙特設サイトにリアルタイムで提供する。
TBSテレビは12月10日、16日投開票の衆院選当日に、各候補者の「当選確実情報」をはじめとする最新情報をヤフーとGoogleの選挙特設サイトに提供することを明らかにした。テレビ局が大手ネットポータルに選挙速報をリアルタイム提供するのは初という。
提供するのは(1)各党の獲得議席予想、(2)党ごとの当選確実者数、(3)党ごとの比例当選確実者数、(4)各選挙区の当選確実情報。これらの情報を、Yahoo!JAPAN内の特設サイト「Yahoo!みんなの政治」とGoogleの選挙向けサイト「選ぼう 2012」に提供し、リアルタイムで掲載していく。
TBS/JNN系各局は投票前からの情勢取材や出口調査のほか、当日の出口調査や集票などを実施し、独自の当選確実情報を放映してきた。ヤフーとGoogleとの連携を通じ「テレビとネットの新しい協業の形として、多様化するネットユーザーの期待に応えた情報発信」を目指すとしている。
また同社は衆院選当日、YouTubeとUstreamの公式チャンネル上で「Web版開票特番」のライブ配信も実施する。ニュース番組「TBSニュースバード」のキャスターが番組進行を担当し、当確情報をCGを活用して報じたり、都内各地からの生中継やゲストによる解説などを行うという。配信時間は午後8〜12時の予定。
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