オフィスからスマホで注文・決済、待ち時間なしで受け取り ランチを楽にする「スマートオーダー」
ユナイテッド&コレクティブとShowcase Gigは6月24日、モバイルウォレットサービス「O:der」を利用し、料理などの注文から支払いまでアプリ内で完結し、待ち時間なしで提供できる飲食店向けサービス「スマートオーダー」(iOSのみ、Androidは近日対応)を発表した。26日から運用を始める。
ユーザーはスマホアプリから店舗を選び、メニューを選択すれば注文は完了。店舗側の端末に送信され、受け取り時間に合わせて調理が始まる。決済はクレジットカードでアプリ内で行うため、店舗では注文番号を示すだけで支払いも待ち時間もなく商品を受け取れる仕組みだ。
店舗がお客の来店を知るためにスマホのビーコン信号を活用。ビーコンは通常、数十メートル程度の広めの範囲の検知に使われることが多いが、より近距離でも利用できるようなシステムをアプリックスとともに開発。ユーザーが店舗に近づくと、店舗側の管理ツールに「来店中」とアラートを表示する機能を設ける。受け渡し後にはアプリ上で自動で来店スタンプが付与されるなど、複数回の来店を促進する。
「ランチ前にオフィスで注文、すぐ受け取り」というニーズを見込み、ユーザーにとっては時間や手間の効率化、店舗にとっては近隣のオフィスで働く人を中心にしたユーザーデータが得られるのがメリットとする。アプリのプッシュ通知を用いてクーポンを配信することもできる。
第1弾として東京・六本木のハンバーガーショップ「the 3rd Burger」アークヒルズサウスタワー店で導入をスタート。トライアル運用では、1件あたりのオーダー処理のスピードが2倍以上になるなどの成果があったという。注文を受けてから都度調理しているため、これまでランチタイムなど混んでいる時間帯は10分程度待ち時間が発生することがあったというが、同システムの導入で効率アップを図り、客数増につなげランチタイムの売り上げ1.5倍を目指すという。
スマートオーダーが活用しているモバイルウォレットサービス「O:der」は現在、都内の約100店舗に導入。スマートオーダーについて、Showcase Gigの新田剛史代表は「業種や業態によって最適なオペレーションは異なる。ニーズも可能性もおそらくあるが、まずはthe 3rd Burgerに向け提供していく。海外でもキャッシュレスで事前注文する形のサービスは出始めているので遅れをとらずに取り組んでいきたい」と話している。
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