Oculus Rift、3月末の出荷日にそろうゲームは30タイトル
3月末に出荷開始予定のVR HMD「Oculus Rift」向けゲームは、出荷段階で30タイトル入手可能になる。価格は9.99〜59.99ドル(約1100〜6800円)。予約するとバンドルされる「EVE: Valkyrie」は59.99ドルだ。
米Facebook傘下のOculus VRは3月16日(現地時間)、サンフランシスコで開催の年次ゲーム開発者会議「GDC 2016」において、仮想現実ヘッドマウントディスプレイ(VR HMD)「Oculus VR」の3月末の出荷に合わせ、30タイトルのゲームをアプリストアOculus Storeで発売すると発表した。
ゲームの価格は9.99ドル(約1100円)からで、発表段階で最も高額なのはXbox OneやPS4、PC版もあるMMO「Elite:Dangerous」の「Deluxe Edition」の59.99ドル(約6800円)。
全タイトルは以下の通りだ。韓国Samsung ElectronicsがOculus VRと共同開発した「Gear VR」向けに既に販売しているものも含まれる。
既報の通り、本体にはアクションアドベンチャーゲームの「Lucky's Tale」がバンドルされる。予約購入の場合は、 マルチプレイシューティングゲーム「EVE: Valkyrie」(販売価格は59.99ドル)もバンドルされる。
ソニーは前日、10月に出荷予定のVR HMD「PlayStation VR」向けのゲームを年内に50タイトル発売すると発表した。発売段階で、本体購入者は6タイトルのゲームを無料でダウンロードできる。
Oculus VRはまた、Oculus Riftのホーム画面に当たる「Oculus Home」も披露した。ライブラリやアプリストアへのアクセス、友達との交流に使える。
Oculus Riftは専用サイトで予約受付中。日本からの購入価格は、送料・税込みで9万4600円だ。出荷は3月28日からだが、本稿執筆現在の予約だと出荷は7月になる見込みだ。
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