Apple秋のスペシャルイベントまとめ
米Appleが新キャンパス「Apple Park」の新ホール「Steve Jobs Theater」で9月12日(現地時間)に開催した「Apple Special Event」で発表されたことを時系列にまとめた。各製品の詳細は、リンク先の記事を参照されたい。
イベントは日本時間の13日午前2時からライブ配信された。2時少し前から、ホールに集まる参加者の様子が流れた。
オープニングは「Welcome to the Steve Jobs Theater」(スティーブ・ジョブズ・シアターへようこそ)と表示され、それに続いて故スティーブ・ジョブズ氏のメッセージが流れ、ティム・クックCEOが静かに登場した。
クック氏はジョブズ氏の思い出を語った後、米国を襲った2つのハリケーンについて言及し、寄付を呼び掛けた。それからApple Parkの説明をした。Apple Parkのビジターセンターでは販売よりも学びや新しい体験の提供に力を入れるという。
Apple Storeは「Town Squares」に
次に登壇した小売り担当上級副社長のアンジェラ・アーレンツ氏は、Apple Storeについて、「われわれはもう“ストア”とは呼ばない。Town Squaresと呼ぶ。人々が集まる場所だ」と語った。「Apple RetailはAppleの最大の製品だと考えている」とも。
各ストアでは「Today at Apple」という体験イベントを開催し、技術に詳しい「Genius」に加え、クリエイティブなアプリ操作などに詳しい「Creative Pro」というスタッフが常駐するようになる。
LTE対応モデルもある「Apple Watch Series 3」
次はジェフ・ウィリアムスCOO(最高執行責任者)による「Apple Watch Series 3」の紹介(これまでデモを担当してきたケビン・リンチ氏は登壇しなかった)。
LTE搭載モデルのデモでは、実際に外にいるスタッフと通話してみせた。外のスタッフはパドリング中で、音声に風や波の音が入らずクリアな音であることを紹介した。
Siriが音声で答えるようになり、新しいプロセッサになったがサイズは先代から変わらない。
新Apple Watchは税別3万6800円から。注文は9月15日からで、発売は9月22日からだ。
(個別記事)
4K/HDRになった「Apple TV」
「Apple TV」の紹介は、インターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長のエディ・キュー氏。
新しいApple TVはiPad Proと同じプロセッサ「A10X」を搭載する。iTunes Storeで購入するコンテンツは、4KでもHDと同じ価格で、これまでにHDで購入したコンテンツは無料で4Kにアップグレード可能だ。将来的にはNetflixとAmazonプレミアムのアプリのコンテンツもApple TV上で4Kで見られるようになるという。
9月15日に予約を開始し、22日に発売する。32GBモデルと64GBモデルを用意し、価格はそれぞれ1万9800円と2万1800円(いずれも税別)。
(個別記事)
Qi採用無線充電の「iPhone 8」および「iPhone 8 Plus」
うわさの新iPhoneのモデル名は「s」を飛ばして「iPhone 8」および「iPhone 8 Plus」になった。紹介するのはワールドワイドマーケティング担当上級副社長のフィル・シラー氏。
色は「シルバー」、復活の「スペースグレー」、新しい「ゴールド」の3色。このゴールドは、「iPhone 7」のゴールドとは違うもののようだ。
「A11 Bionic」という新しいプロセッサ、独自開発のGPUとISPを搭載し、デモではARアプリも滑らかに動いていた。
9月15日から予約を受け付け、22日に発売する。価格は7万8800円(税別)から。
(個別記事)
“One More Thing”は999ドルの「iPhone X(テン)」
再度登場したクック氏はiPhone発売10周年について語り、「One More Thing」として「iPhone X(テン)」を発表した。同氏は「われわれはOne More Thingという(ジョブズ氏がイベントで好んで使っていた)フレーズを軽々しくは使わない」とし、iPhone Xがこのフレーズにふさわしい製品だとも語った。
5.8インチのディスプレイはOLEDでうわさ通りホームボタンはなく、ロック解除には「Face ID」を使い、Siriの声以外の起動のためにはサイドにボタンが設置された。
iPhone XのTrue DepthカメラやセンサーはFace IDだけでなく、動く絵文字「Animoji」でも使う。Animojiのデモはソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏。
Animojiは、用意されたキツネやパンダ、うんちなどのキャラクタに自分の顔の動きをトレースするというものだ。
フェデリギ氏が表情豊かにカメラに向かって語ると、ほぼリアルタイムでスクリーンのキツネが動いた。
デモではAnimojiを保存してメッセージでクック氏に送り、クック氏からもAnimoji(宇宙人キャラ)で返事がくる様子を紹介した。
日本では10月27日から予約を受け付け、11月3日に発売する。11万2800円(税別)から。色はシルバーとスペースグレーの2色のみだ。
(個別記事)
イベントの客席には共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏の顔も見えた。
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