全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」開発元破産 赤字続きで発売に至らず
全自動で洗濯物を畳むロボット「ランドロイド」を開発するセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(東京都港区)が4月23日、東京地裁から破産開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債額は22億5000万円(債権者約200人)。2014年の会社設立以来、赤字決算が続いていた。
ランドロイドは、人に投げ込まれた乾いた衣類を本体内部で画像解析し、アームで折り畳むロボット。同社とパナソニック、大和ハウス工業の共同開発で、2017年5月の発表当初は、価格は185万円(税別)で17年度中の発売を予定していた。
しかしその後、発売予定を「18年度中」に延期。同社の阪根信一社長は「想像していた以上に生地の質は多様」「滑りやすい素材やゴワゴワの固い衣類の扱いがロボットアームにとって苦手だった」と延期の判断に至った技術課題を説明した。
18年9月にパナソニックと大和ハウス工業から10億円の追加出資を受けるも、金型製造の追加費用が不足。18年度中に製品は発売されなかった。
同社は14年の会社設立以来、赤字決算が続いていた。製品を販売できず赤字が膨らむ中、18年11月には同社の別事業を別会社に譲渡。大幅減資で累積損失の解消も行ったが、「資金繰りの悪化により今後の営業の見通しが立たなくなった」(同社)として破産に至った。
ランドロイドの事業は譲渡の交渉を進めており、交渉がまとまるまで事業は継続するとしている。
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