Facebook、傘下のInstagramのブランド名に「from Facebook」を追加する計画
Facebookが傘下の人気SNS「Instagram」と「WhatsApp」の名称に、「from Facebook」を追加するとThe Infromationが報じ、Facebookはこれを認めた。「製品やサービスがFacebookの一部であることを、もっと明確にしたい」としている。
米Facebookが、傘下のSNS「Instagram」と「WhatsApp」の名称を、「Instagram from Facebook」と「WhatsApp from Facebook」に変更する計画だと、米The Infromationが8月2日(現地時間)、3人の情報筋の話として報じた。
Facebookは同メディアに対し、「製品やサービスがFacebookの一部であることを、もっと明確にしたい」と語り、この計画を認めた。
1月にはザッカーバーグ氏がInstagram、WhatsApp、Facebook Messengerのメッセージ機能を統合する計画を立てていると報じられた。
ザッカーバーグ氏はこれを、1月の業績発表で認め、実現すればユーザー体験が向上すると強調した。同氏は最近、Facebook、Instagram、WhatsApp、Facebook Messengerをまとめて「Facebookファミリー」と呼んでいる。
InstagramやWhatsAppはこれまで、プライバシースキャンダルで評判を落としたFacebook傘下であることが分かりにくく、それがメリットになっていたはずだが、ザッカーバーグ氏はこれらのアプリをFacebookとより明確に関連付けることで、企業全体のブランドイメージを向上させる狙いだとThe Informationは分析している。
InstagramとWhatsAppの創業者はいずれも、既にFacebookを退社しており、両社のトップはザッカーバーグ氏が信頼する幹部が務めている。WhatsAppの共同創業者、ジャン・コウム氏の退社は、FacebookによるWhatsAppのユーザー情報利用を巡る対立が主な原因とみられている。
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