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同じ病気の人と知り合える“闘病SNS”が登場 入院経験者のCEOが開発
ベンチャー企業のDayRoomは、同じ病気の人とつながる闘病SNS「DayRoom」を9月1日から提供する。病気ごとにトークルームがあり、同じトークルームにいる人とトークや質問ができる。基本利用料は無料。
スタートアップのDayRoom(相模原市)は8月31日、同じ病気の人と知り合えるSNS「DayRoom」を9月1日から提供すると発表した。抱える病気別に3600以上のトークルームを開設。ユーザーは同じルームにいる人とテキストで会話できる。「(これまで)4度の入院と5回の手術を経験した。その際に病人の孤独感や医療情報の閉鎖感が問題と思い、同じ病気の人が知り合えるSNSを開発した」(林和正CEO)。
料金は基本無料で、広告表示のない有料プランも提供する予定。病状などをタイムラインに投稿し、闘病日記のように記録できる機能も搭載。特定のユーザーにダイレクトメッセージを送信できる機能や、病院のレビューをシェアできる機能も提供する。
まずはWebアプリとして提供する。今後はスマートフォンアプリの開発も行う予定。
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