FacebookとRay-Ban、スマートグラスを9月9日に発表 ザッカーバーグCEOは動画を公開
Facebookが数年前からRay-Banと共同開発しているスマートグラスの第一弾が9月9日に披露されるようだ。ザッカーバーグCEOはこのスマートグラスで撮影したとみられる一人称視点の音声付き動画を公開した。
米Facebookとスマートグラス開発で提携する伊メガネ企業EssilorLuxotticaは9月7日(現地時間)、9日にRay-Banブランドのスマートグラスを発表することをにおわせるティーザーを表示した。
Facebookは昨年9月、「Ray-Ban(レイバン)」ブランドを擁するEssilorLuxotticaとの提携によるスマートメガネ開発プロジェクト「Project Aria」について説明した。マーク・ザッカーバーグCEOは当時、将来的にはスマートメガネにBCI(Brain-Computer Interface)を統合し、人の思考を目の前の世界とシームレスにつなぐという構想を語った。
その後1月に、AR/VR担当副社長のボズことアンドリュー・ボスワース氏が、スマートグラスの第一弾を年内に立ち上げると発表。ネットに接続でき、一人称視点の映像を撮影するなど多数の機能を搭載するが、AR機能はまだ搭載しないと予告していた。
ザッカーバーグCEOは同日、自身のFacebookアカウントで長女のマックスちゃんと庭でフェンシングをする一人称視点の音声付き動画を公開した。動画にはサングラスの絵文字が添えられているだけで特に説明はないが、スマートグラスで撮影した動画のようだ。ザッカーバーグ氏自身の声もクリアに録音されている。
また、ボスワース氏も同日、自身のTwitterアカウントで一人称視点で、釣りやゴルフを楽しむ動画をツイートした。釣りの動画にはザッカーバーグ氏も登場する。
スマートメガネ自体の画像はまだ公開されていない。
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