ニュース
「Pepper事業は今後も強力に推進」 ソフトバンクロボティクスGが売却報道にコメント
ソフトバンクロボティクスグループは、一部で報道された人型ロボット「Pepper」事業の売却について、「事実ではない」とするコメントを発表した。
ソフトバンクロボティクスグループ(SBRG)は4月13日、一部で報道された人型ロボット「Pepper」事業の売却について、「事実ではない」とするコメントを発表した。
同社は4月12日(現地時間)に、ソフトバンクロボティクス・ヨーロッパ(SBRE)を独United Robotics Group(URG)が買収すると発表。SBREはもともと仏アルデバラン(Aldebaran)として知られており、小型二足歩行ロボット「NAO」やPepperを開発した企業でもある。
SBRGは、株式交換する形でSBREを買収するURGの少数株主持分を取得。SBRGとURGは、Pepperをはじめとした各種ロボットの開発・販売などで引き続き協力していくという。このため、Pepper事業についても「これまで同様SBRGが所有し強力に推進してまいります」とコメントしている。
関連記事
- ソフトバンクG、「Pepper」開発元を独企業に売却へ 社名は元の「アルデバラン」に
ソフトバンクロボティクスグループは、人型ロボット「Pepper」を開発した仏子会社を、独United Robotics Groupが買収すると発表した。 - ソフトバンクG、犬型ロボのBoston Dynamicsを売却 韓国Hyundaiに約915億円で
ソフトバンクグループが、傘下の米Boston Dynamicsを韓国Hyundai Motor Groupに売却する。株式の80%を約8億8000万ドル(約915億円)で売却し、取引は2021年6月までに完了する見込み。 - ソフトバンクロボティクス、中国大手家電メーカーと「Pepper」開発へ
ソフトバンクロボティクスグループは家電メーカー「青島ハイアール」と戦略的パートナーシップを締結し、共同でPepper開発を行う。 - ソフトバンクの人型ロボ「Pepper」開発者向け先行販売、抽選予約受け付け開始
ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」の開発者向け先行販売の抽選予約受け付けがスタート。200台販売し、12月以降に順次届ける。 - ホークスのロボット応援団が「気持ち悪いけど好き」と話題に ソフトバンクは「素直にうれしい」
7月7日の福岡ソフトバンクホークス対東北楽天イーグルス戦に登場した“ロボット応援団”の応援が、Twitter上で「ディストピア感」「癖になる」と話題だ。この反応にソフトバンクは「多くの人にパフォーマンスを見てもらえて素直にうれしい」とコメントしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.