メルカリ子会社でフィンテック事業を営むメルペイが、クレジットカード事業に参入する。事業開始は11月中だ。
メルペイは、これまでもメルカリの利用実績に基づいて独自の与信を行った後払い決済サービス「メルペイスマート払い」や少額融資サービス「メルペイスマートマネー」を提供してきた。また、メルカリの残高を用いてMastercardブランドのオンライン加盟店やiD加盟店で決済できる、バーチャルクレジットカード機能も提供している。
メルカリは、国内事業をフリマの「マーケットプレイス」と「フィンテック」の2つのドメインで整理しており、独自に開発した与信事業を拡大すべく、クレジットカード事業に参入する。
詳細は11月8日に開催する「メルカリ Fintech事業戦略発表会2022」で明らかにする。
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