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「いずれ、バーチャル世界は現実を超える」 AIベンチャー→メタバース 30歳連続起業家の視線(4/4 ページ)
23歳の時、AIを使った人材マッチングサービス「scouty」(現在のLAPRAS)で起業した連続起業家は、新会社Polyscape(ポリスケープ)を設立。「子どものころから憧れていた」というメタバース実現に挑む。
なぜ、社長を辞めてまで?
島田さんは、一度起業した会社を軌道に乗せた後、メタバースで再び起業した。前職の安定したポジションにい続けるという選択もあっただろう。なぜ再びチャレンジしたのか。
「メタバースで世の中が騒いでいる中、自分だけが取り残されている感じがして。映画『マトリックス』などの世界が昔から好きで、そういうのをやりたいと思っていた」
前職の新規事業としてメタバースも提案してみたものの、本業とあまりにかけ離れていたため、新たに起業することにしたという。「自分が一番自分が熱狂できるのがそこだった」から。
「30歳になって、やりたいことって結局、昔とあまり変わっていないなと思って。ゲーム作りは昔から好きだったし、MMOも小学校ぐらいから遊んでいて。そこに戻ってきたのかな、と」
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