ニュース
GMOクリック証券、27歳以下の株式取引手数料を無料化
GMOクリック証券は12月5日から、27歳以下の顧客の株式取引手数料を無料化する。28歳の誕生日前日の取引までが対象。既存ユーザーや未成年口座も適用となる。
GMOクリック証券は12月5日から、27歳以下の顧客の株式取引手数料を無料化する。28歳の誕生日前日の取引までが対象。既存ユーザーや未成年口座にも適用する。
対象となるのは現物株式の売買で、信用取引は対象外。これまでも、現物、信用のそれぞれ1日あたり100万円までの取引は手数料無料としていた。今回、27歳以下についてはその制限を撤廃する形だ。
ネット証券各社は手数料の引き下げを進めている。SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、GMOクリック証券は、1日100万円未満の取引手数料を無料としている。さらに、若年層の取り込みを強化するため、SBI証券と松井証券は25歳以下の手数料を無料としている。GMOクリック証券は、年齢制限をさらに2歳繰り上げた形だ。
最大手のSBIホールディングスは、来年度(2024年3月期)の上期中に、傘下のネット証券にて国内株式の取引手数料を無料化する方針を明らかにしている。
関連記事
- ネオモバイル証券、定額取引、ポイント付与など独自サービス終了へ SBI証券に吸収
ネオモバイル証券は11月22日、2024年1月をもって「ネオモバ」独自サービスを終了すると発表した。グループ会社であるSBI証券との合併に伴う措置。 - LINE証券、150万口座突破 auカブコムや松井を抜く
LINE証券は10月18日、9月末時点で口座開設数が150万口座を突破したと発表した。2019年8月にサービスを開始しており、約3年で到達した。主要ネット証券5社のうち、auカブコム証券(144.7万口座)、松井証券(140.7万口座、それぞれ6月末時点)を口座数で超えたと見られる。 - 松井証券が銀行サービス提供へ 住信SBIネット銀のNEOBANKを利用
住信SBIネット銀行と松井証券は10月7日、住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK」サービスを用い、松井証券が銀行サービスを提供する検討することで合意したと発表した。松井証券は、証券サービスと連携し自社ブランドでの銀行サービスの提供を目指す。 - みずほ、楽天証券に2割出資を正式発表 戦略業務提携
みずほフィナンシャル・グループ(FG)の子会社みずほ証券は10月7日、楽天証券の19.99%の株式を取得し、持分法適用会社とすると発表した。11月1日に取得を行う。併せて、両者は戦略的な提携に合意した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.