荻窪圭のデジカメレビュープラス

リコー「GR III」特別仕様モデルは何が変わった? HDFフィルターの写りを検証(1/7 ページ)

 単焦点レンズを搭載したハイエンドのスナップ向けコンパクトカメラの代表といえば、リコーの「GR III」と富士フイルムの「X100VI」である。それが4月の段階でどちらも予約注文も停止するレベルの品不足。そんな中、リコーからGR IIIの特別仕様モデルが発売された。

HDFを内蔵したGR IIIの特別エディション。ボディは従来のGR IIIと同じだ

 HDFフィルターを内蔵した「GR III HDF」と「GR IIIx HDF」である。大きな違いはそこだけなのだけど、それをGRに入れた、ということ自体に意味があるのだと思う。

HDFを入れると写りがどう変わる?

向かって左がGR III HDF。右がGR IIIx HDF。正面から見ても違いはありません(レンズに書いてある焦点距離とレンズの厚みで分かるけど)

 とりあえずGRとはどういうカメラかというところをちょろっと。初代GRはフィルム時代のコンパクトカメラで1996年の「GR1」から始まる。レンズは28mm F2.8……今のGRと同じだ。

 その後、デジタルカメラの時代がやってきて、2005年に初代「GR Digital」が誕生。「GR Digital IV」まで進化したところで、2013年にはセンサーサイズをAPS-Cサイズに大型化して仕切り直した「GR」が誕生。現在のGR IIIは、その3代目に当たる。

 GR IIIとIIIxは搭載するレンズの焦点距離が違う兄弟モデルとなる。GR IIIは、GRシリーズ伝統の35mm判換算で28mm。開放F値はF2.8。フィルム時代から続く広角単焦点カメラだ。

 対してGR IIIxは、GRIIIから登場した35mm版換算で40mm相当のレンズを持つカメラ。35mmと50mmの間を突いてくるという、絶妙なスナップ向き焦点距離である。

 画角の差としてはこんな感じ。

印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

荻窪圭のデジカメレビュープラス

デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR