世界規模のWindows障害が情シス的にだいぶ恐怖なワケ ブルースクリーン多発事件(1/2 ページ)
7月19日午後2時半ごろ(日本時間)から発生している、世界規模のWindows PCの不具合。「ブルースクリーン」(BSoD、死のブルースクリーンとも)が発生し、再起動がループする状態になってしまうというものだ。原因はおよそ特定されており、回復手段も案内されているものの、この障害に遭った企業の情報システム部門はかなり頭を抱えることになりそうだ。
というのも、Windowsの起動時の不具合を直すには、そのマシン1台1台に対して手作業で当たっていく必要があるからだ。原因の少なくとも一部と目されている製品を提供している米サイバーセキュリティ企業のCrowdStrikeが案内している回復手段は、リカバリーディスクなどを利用してWindowsをリカバリーモードで起動し、一部のファイルを削除するというもの。単純に脆弱性があるような状態であればネットワーク越しにファイルを更新したり修正したりもやりようがあるが、OS自体が正常に起動できない今回のような状態では、物理的にPCを目の前に置いて作業を進めるしかない。
仮に1000人の従業員を抱える企業で1000台分の障害が発生したとしたら、それら全てをオフィスなどに集めて情シス部門が対処する必要がある。各社員に手順書を渡して復旧に各自努めてもらう方法も考えられるが、セキュリティやガバナンス上の問題もある上、会社PCが動かない状況では手順書を渡す手段も限られるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR