Pixel 9の新機能「一緒に写る」は“自分2人”で写ることもできる?:NEWS Weekly Top10
米Googleが発表した最新スマートフォン「Pixel 9」シリーズに関する記事が話題になった。生成AIに最適化したというこのシリーズの目玉機能の一つが、カメラ機能に搭載する「Add Me」(一緒に写る)だ。
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8月10〜16日お盆期間だった先週は全国で厳しい暑さが続き、台風も襲来した。そんな1週間で最も読まれたのは「窓用エアコン」についての記事だ。
筆者は窓用エアコンについて「古いアパートなどに使われるレトロなエアコンなのかな」と勘違いしていたのだが、記事を読むと、工事いらずで引き違い戸があれば設置できるというもの。最近の商品は見た目もシンプルで、エアコンのない部屋に置く選択肢としては十分にアリだと感じた。
Pixel新機能「一緒に写る」の可能性
米Googleが発表した最新スマートフォン「Pixel 9」シリーズに関する記事もランクインした。生成AIに最適化したというこのシリーズの目玉機能の一つが、カメラ機能に搭載する「Add Me」(一緒に写る)だ。
集合写真を撮る時、“誰が撮るか”はしばしば問題になる。筆者も子ども関連の行事で集合写真を撮る機会が多いのだが、多くのケースで、誰か1人が写真から抜けて撮り、次に別の人にカメラを渡してもう一度撮ることになり、1人ずつ抜けた集合写真になってしまう。
「一緒に写る」なら、撮影者を交代して2回写真を撮るだけで、2枚の写真が合成され、全員が1枚に収まった集合写真を撮影できるという。
集合写真を前提にしたこの機能だが、先行体験に参加したYouTuberの「ラムダ」さんが、集合写真ではなく「自分が2人写った写真」を撮っていて驚いた。
ラムダさんは、両手を横に伸ばした姿と、頭を下げてしゃがんだ姿を続けて撮影して合成し「アルゴリズム体操」(※NHKの番組「ピタゴラスイッチ」の1コーナーで行う体操)のような写真を作成。「Google Pixel 9 Pro の新機能を使うとなんと、1人でアルゴリズム体操ができます!」と投稿している。
筆者は「そんな使い方もできるのか!」と驚いた。ただこの場合、写真を撮影しているのはラムダさんではない第三者。“自分2人で写った写真”を1人で撮るのは、セルフタイマーなどを使わないとちょっと難しそうだ。
とはいえ、この機能のキモは、複数の人を自然に合成できることだろう。集合写真に限らない、面白い使い方は他にもありそうだ。
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