デカすぎ? 万博「大屋根リング」を近所に移動できる「どこでも大屋根リング」が面白い:NEWS Weekly Top10
会期が終盤に近づき、盛り上がるも最終フェーズに向かう大阪万博。今回は、最近話題になっている万博関連のWebサービスを紹介したい。ある個人開発者が作った「どこでも大屋根リング」だ。
ITmedia NEWS Weekly AccessTop10
8月16〜22日お盆明けの先週のアクセス上位には、大阪万博関連の記事が2本入った。1位は、会期が終盤に近づき、早い時間の入場予約が取りにくくなってきており、自動ツールを使ってハックしている人もいる、という内容だ。
筆者は万博が好きすぎて既に4回行っており、今度5回目に行く予定なのだが、行くたびに“難易度”が上がっているのを感じる。現場の混雑はもちろん、予約サイトまでしばしばアクセスが集中しており、利用まで待たされることが多い。発売日朝の「チケットぴあ」状態だ。
事前予約のアクセスに加え、万博会場にいる人が、随時開放される当日のパビリオン予約枠(先着順)を取るために、頻繁にサイトのリロードを繰り返している。これがアクセス集中を招くのだ。
「どこでも大屋根リング」が面白い
といった殺伐とした事情はさておき、最近話題になっている万博関連のWebサービスを紹介したい。開発者の「ひろき」(@hirokiwasan)さんが個人で作った「どこでも大屋根リング」だ。
大屋根リングサイズ(直径600m以上)の赤い丸を、世界地図のどこにでも移動させられ、大屋根リングの大きさを実感できるサービス。リングを家の近所に移動させてみると、「うちの町、万博会場より小さいのか……」などと驚ける。
地図上を自由に動かすこともできるし、東京駅や東京ドーム、五稜郭、バチカン市国などから、気になる場所を選んで移動させることも可能。大屋根リングは東京ドームより大きいし、五稜郭とはほぼ同じ、バチカン市国より少し小さい……といったサイズ感が分かる。
筆者は万博に行く予定がある人にこのサービスをすすめている。会場の広さを実感し「足が死ぬ」と予想できるから。万博はとにかく歩く。これから行く方は、できるだけ疲れにくい靴を履いて行くことを強く推奨する。
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