Windowsの「非係争条項」は合法か?

MSと公取委、全面対決

PCメーカーがWindowsによる特許侵害を指摘しても無視――Windowsの使用許諾契約に盛り込まれた「非係争条項」をめぐり、MSが独占禁止法違反で排除勧告を受けた。MSはこれを拒否し、審判による徹底抗戦を表明。同条項は消費者利益になっていると主張する。

新着記事

MS、公取委に本格的に反論開始

[国内記事] Microsoftが独禁法違反に問われている審判で、同社が初めて本格的な反論を展開した。特許非係争条項(NAP)は「OEMメーカーの訴訟を禁じるものではなく、公正な競争を阻害するものではない」という。


MS、日本公正取引委員会との長期戦を覚悟

[国内記事] マイクロソフト株式会社は、公取委との法廷闘争を最高裁まで戦う覚悟だという。同社幹部は決着がつくのは2007年初頭になると見ている。(IDG)


MS「条項は消費者利益にかなう」 公取と全面対決

[国内記事] 公取委で審判がスタート。MSは、Windowsライセンスに含まれていた「非係争条項」がむしろ競争促進に役立ったと主張。公取委は、条項の影響を受けた国内PCメーカー名を明らかにした。


公取委、MSに対する審判開始を決定

[国内記事]


MS、排除勧告への応諾を拒否

[国内記事] Microsoftは7月26日、排除勧告に応諾しないと公取委に回答。特許非係争条項は不公正な取引には当たらないと審判で主張する。


安心して開発するために必要な条項──MSは抗戦へ

[国内記事] 「特許侵害の心配なく開発できる環境を整えるのは重要だ」と、問題になっている条項の正当性を主張した。


公取委が明らかにした非係争条項の力

[国内記事] PCメーカーがWindowsによる特許侵害を指摘しても無視──公取委の資料からは、AV機能に強みを持つ日本のPCメーカーが、非係争条項の壁に“泣き寝入り”してきた過去が浮かび上がる。


排除勧告に米MSが異議、「条項は知財保護とIT業界発展のため」

[国内記事] 「問題となった条項は削除を決めており、過去の契約に対する効力は限定されたもの」などと異議。


公取委、米MS本社に排除勧告

[国内記事] Windowsの使用許諾契約時に不当な条項を盛り込んだとして、公取委は米MS本社を排除勧告した。MSは応諾しない方針。


MS古川NTO「公取委が問題視したのはサブマリン特許防止の条項」

[国内記事]


MS、公取問題視の特許条項は「削除を告知済み」

[国内記事] OEMライセンス内容について問題となった特許関連条項は「既に次期OEM契約では削除することを決めており、OEMメーカー向けに先週告知していた」という。


公取委、MSに立ち入り検査 WindowsのOEM契約で不当な条件か

[国内記事] 公正取引委員会は2月26日、独禁法違反の疑いでマイクロソフトへの立ち入り検査を始めた。WindowsのOEMライセンス契約をPCメーカーに不利な条件で結ばせていた疑いがもたれている。