SONY BMGが、セキュリティリスクのあるDRMをCDに組み込んでいた問題で、対象CDの無償交換やダメージを受けたPCの修理代支払いなどを命じるFTCの和解案に合意した。
SONY BMGは和解の一環として425万ドルを支払い、また同社の今後のDRMソフトの使用について制限が加えられることになる。
「コンピュータに損害を与えるDRMをCDに搭載した」として訴えられたSONY BMGが、カリフォルニア州当局と75万ドルの支払いで和解に至った。(ロイター)
MicrosoftがWinternals Softwareを買収した。SONY BMGのrootkit問題を指摘したことで知られる創業者のルシノビッチ氏には「以前から目を付けていた」とMicrosoft。
rootkit入りCDを購入した顧客は、DRMなしの同じ楽曲や、現金か追加のダウンロード楽曲を受け取ることができる。
和解案の下、ソニーはXCP技術およびMediaMax技術を搭載したCDの製造を中止し、問題のCDを購入した顧客はDRMなしのCDを受け取る。
SONY BMGに対する訴訟で、iTunes Music Storeなどによるダウンロードを含む和解案が進められている。
テキサス州検事総長は、SONY BMGのXCPだけではなく、もう1つのMediaMax技術も訴訟の対象に加えた。
Microsoftの12月の月例アップデートはIEの脆弱性を修正するほか、SONY BMGのDRMソフトがもたらすセキュリティ問題にも対処する。 (Enterprise)
MediaMax技術のパッチをリリースしたことでSONY BMGを評価したEFFだが、パッチの危険性が指摘されたことでそれを撤回した。
SONY BMGのMediaMaxに関する脆弱性を修復するセキュリティアップデートがリリースされた。このアップデートにより、MediaMax Version 5搭載CDの問題に適切に対処できるという。
XCPソフトウェアに関する問題で、テキサス州に続き、ニューヨーク州もSONY BMG提訴の可能性が出てきた。(IDG)
ウイルス対策製品はSONY BMGのrootkitを検知し、削除すべきだったのだろうか? ウイルス対策企業が迅速に対応できなかったことは無理のないことだ。システムに問題が起きたとすれば、それはソニーの過ちなのだ。
米テキサス州に続き、電子フロンティア財団もSONY BMGを相手取って集団訴訟を起こした。
「SONY BMGが違法なスパイウェアを配布した」として、テキサス州が提訴に踏み切った。
SONY BMGのrootkit騒動で音楽CDの保護措置確立は遅れるだろうが、それでも音楽企業がコピープロテクト技術を採用しなくなるわけではないようだ。
SONY BMGの「非XCPコピー保護技術」であるMediaMaxのアンインストーラにも問題が発覚した。既に配布は中止されており、製造元が新しいツールを開発中という。(IDG)
rootkit手法などが問題となっている、SONY BMGのXCP組み込みCDの交換プログラムについて、詳細が明らかにされた。
ソニーミュージックは、マルウェア「rootkit」に似た技術を搭載したDRM「XCP」を採用したCDを、国内でも回収・交換すると発表した。
SONY BMGのCDコピー防止ソフトに、オープンソースプログラムのLAMEやFAACのコードが流用されていると専門家が指摘している。(ロイター)
SONY BMGのDRM騒動でうんざりしているところに、同社が採用しているもう1つのDRM技術をめぐる問題が浮上してきた。こちらはMacintoshにも自らをインストールするという。
SONY BMGのrootkit的DRM問題に対し、F-SecureとMicrosoftに続き、ようやくセキュリティ企業各社が動き出した。
SONY BMGはXCP付きCDをコピープロテクトのないCDと交換するプログラムを実施する予定だ。小売店にも問題のCDを撤去するよう求めている。
SONY BMGのrootkitがインストールされてしまっているPCは、少なくとも世界に56万8200台はあると、インターネットの専門家がブログで明らかにした。
「さらに穴を広げるものだ」との専門家の批判を受け、SONY BMGはrootkit似のソフトを削除するツールの配布を中止した。数日以内に新しいツールが配布されるようだ。
SONY BMGは「rootkit」的なコピー防止ソフトの削除ツールを提供しているが、このツールには欠陥があり、コンピュータを乗っ取られる恐れがあると専門家が指摘している。
トロイの木馬を誘発するなど問題を起こしているSONY BMGのCD防止技術に対し、ついにMicrosoftがシグネチャの提供に乗り出した。
SONY BMGは「用心のため、XCP技術を含むCDの製造を一時的に停止する」と声明を出した。(ロイター)
SONY BMGのコピー防止技術をインストールしたWindowsマシンが、トロイの木馬の標的となっている。第1弾のバグを修正した変種が既に登場している。
SONY BMGのCDコピー防止技術が作り出した脆弱性を悪用するマルウェアの存在が確認された。
カリフォルニア州の消費者がSONY BMGに対して起こした集団訴訟では、問題のCDの販売差し止めと金銭的損害賠償を求めている。(ロイター)
音楽CDに「rootkitもどき」のソフトをひそませていたという批判に対し、すぐにパッチで対処したSONY BMGだが、その対処方法と実効性について、さらなる批判が集まっている。
SONY BMGのCDコピー防止手法に関し、イタリアのプライバシー保護団体が刑事告発を求める文書を当局に提出したほか、EFFが数週間のうちに訴訟するかどうか判断するとしている。
SONY BMGとFirst 4 Internetはコピー防止を目的に掲げ、CDにrootkitを使用した。だがこれは、ユーザーを欺く行為以外の何物でもない。 (Enterprise)
SONY BMGはrootkitに似たコピー防止技術のパッチをリリースしたが、このパッチがマシンをクラッシュさせる可能性、さらにプライバシーの懸念が指摘された。(IDG)
SONY BMGのコピー防止CDにrootkitに似た技術が使われているとの指摘を受け、問題のコンポーネントを削除するアップデートがリリースされた。
SONY BMGのコピーコントロールCDに、マルウェアのrootkitに類したソフトが含まれていることがセキュリティ企業F-Secureのブログで指摘された。