行きすぎた著作権保護:

“スパイ的コピープロテクト”の波紋

rootkitに似たコピー防止技術をCDに組み込んだSONY BMGは猛反発を受け、さらには訴訟にまで発展する騒ぎに。

新着記事

SONY BMG、rootkit問題でFTCと和解へ

SONY BMGが、セキュリティリスクのあるDRMをCDに組み込んでいた問題で、対象CDの無償交換やダメージを受けたPCの修理代支払いなどを命じるFTCの和解案に合意した。


SONY BMG、DRM問題で米40州と和解

SONY BMGは和解の一環として425万ドルを支払い、また同社の今後のDRMソフトの使用について制限が加えられることになる。


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「スパイ的DRM」訴訟でSONY BMGが和解

「コンピュータに損害を与えるDRMをCDに搭載した」として訴えられたSONY BMGが、カリフォルニア州当局と75万ドルの支払いで和解に至った。(ロイター)


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rootkit問題指摘の研究者がMS入り――Winternals Software買収で

MicrosoftがWinternals Softwareを買収した。SONY BMGのrootkit問題を指摘したことで知られる創業者のルシノビッチ氏には「以前から目を付けていた」とMicrosoft。


SONY BMGのrootkit CD訴訟、和解を最終承認

rootkit入りCDを購入した顧客は、DRMなしの同じ楽曲や、現金か追加のダウンロード楽曲を受け取ることができる。


SONY BMGのDRM CD訴訟、和解を予備承認

和解案の下、ソニーはXCP技術およびMediaMax技術を搭載したCDの製造を中止し、問題のCDを購入した顧客はDRMなしのCDを受け取る。


SONY BMGの「rootkit」訴訟、和解へ

SONY BMGに対する訴訟で、iTunes Music Storeなどによるダウンロードを含む和解案が進められている。


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テキサス州、SONY BMGの「もう1つのスパイ的DRM」にも訴訟

テキサス州検事総長は、SONY BMGのXCPだけではなく、もう1つのMediaMax技術も訴訟の対象に加えた。


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12月のMSアップデートはSONY BMGのDRMも駆除

Microsoftの12月の月例アップデートはIEの脆弱性を修正するほか、SONY BMGのDRMソフトがもたらすセキュリティ問題にも対処する。 (Enterprise)


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EFFが態度一転、「SONY BMGのパッチはインストールしないで」

MediaMax技術のパッチをリリースしたことでSONY BMGを評価したEFFだが、パッチの危険性が指摘されたことでそれを撤回した。


SONY BMGのMediaMax脆弱性問題でEFFが対策に協力

SONY BMGのMediaMaxに関する脆弱性を修復するセキュリティアップデートがリリースされた。このアップデートにより、MediaMax Version 5搭載CDの問題に適切に対処できるという。


SONY BMGのXCP問題、ニューヨーク州が動き出す

XCPソフトウェアに関する問題で、テキサス州に続き、ニューヨーク州もSONY BMG提訴の可能性が出てきた。(IDG)


SONY BMGが犯した大きな罪とは?

ウイルス対策製品はSONY BMGのrootkitを検知し、削除すべきだったのだろうか? ウイルス対策企業が迅速に対応できなかったことは無理のないことだ。システムに問題が起きたとすれば、それはソニーの過ちなのだ。


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電子フロンティア財団もSONY BMG相手取り集団訴訟

米テキサス州に続き、電子フロンティア財団もSONY BMGを相手取って集団訴訟を起こした。


テキサス州、スパイウェア規制法違反でSONY BMGを提訴

「SONY BMGが違法なスパイウェアを配布した」として、テキサス州が提訴に踏み切った。


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rootkit入り音楽CD――それでもコピープロテクトはなくならない

SONY BMGのrootkit騒動で音楽CDの保護措置確立は遅れるだろうが、それでも音楽企業がコピープロテクト技術を採用しなくなるわけではないようだ。


SONY BMG、「MediaMax」アンインストーラ問題でさらなる深みへ

SONY BMGの「非XCPコピー保護技術」であるMediaMaxのアンインストーラにも問題が発覚した。既に配布は中止されており、製造元が新しいツールを開発中という。(IDG)


SONY BMG、XCP搭載CD交換プログラムでMP3ファイルも提供

rootkit手法などが問題となっている、SONY BMGのXCP組み込みCDの交換プログラムについて、詳細が明らかにされた。


国内でもXCP入りCDを回収、交換へ SMEJ

ソニーミュージックは、マルウェア「rootkit」に似た技術を搭載したDRM「XCP」を採用したCDを、国内でも回収・交換すると発表した。


SONY BMGのXCPにオープンソースソフト盗用の指摘

SONY BMGのCDコピー防止ソフトに、オープンソースプログラムのLAMEやFAACのコードが流用されていると専門家が指摘している。(ロイター)


もう1つのSONY BMG「無許可」DRMはMacにも対応

SONY BMGのDRM騒動でうんざりしているところに、同社が採用しているもう1つのDRM技術をめぐる問題が浮上してきた。こちらはMacintoshにも自らをインストールするという。


SONY BMGが加速した、セキュリティベンダーのrootkit対策

SONY BMGのrootkit的DRM問題に対し、F-SecureとMicrosoftに続き、ようやくセキュリティ企業各社が動き出した。


SONY BMG、XCP付きCDを交換へ

SONY BMGはXCP付きCDをコピープロテクトのないCDと交換するプログラムを実施する予定だ。小売店にも問題のCDを撤去するよう求めている。


XCP「rootkit」組み込みマシン、日本は最多の21万台?――専門家が指摘

SONY BMGのrootkitがインストールされてしまっているPCは、少なくとも世界に56万8200台はあると、インターネットの専門家がブログで明らかにした。


SONY BMGのXCP削除ツール、批判受け配布中止

「さらに穴を広げるものだ」との専門家の批判を受け、SONY BMGはrootkit似のソフトを削除するツールの配布を中止した。数日以内に新しいツールが配布されるようだ。


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「穴」を広げるSONY BMGのXCPアンインストーラ

SONY BMGは「rootkit」的なコピー防止ソフトの削除ツールを提供しているが、このツールには欠陥があり、コンピュータを乗っ取られる恐れがあると専門家が指摘している。


Microsoftも「駆除」決定――SONY BMGの「rootkit」対策に乗り出す

トロイの木馬を誘発するなど問題を起こしているSONY BMGのCD防止技術に対し、ついにMicrosoftがシグネチャの提供に乗り出した。


「rootkit」騒動渦中のSONY BMG、XCP技術採用CDの製造を中止

SONY BMGは「用心のため、XCP技術を含むCDの製造を一時的に停止する」と声明を出した。(ロイター)


SONY BMGの「rootkit」手法悪用のトロイの木馬に「修正版」登場

SONY BMGのコピー防止技術をインストールしたWindowsマシンが、トロイの木馬の標的となっている。第1弾のバグを修正した変種が既に登場している。


SONY BMG「rootkit的」DRM悪用のトロイの木馬が出現

SONY BMGのCDコピー防止技術が作り出した脆弱性を悪用するマルウェアの存在が確認された。


SONY BMG、rootkit的DRMめぐり訴えられる

カリフォルニア州の消費者がSONY BMGに対して起こした集団訴訟では、問題のCDの販売差し止めと金銭的損害賠償を求めている。(ロイター)


SONY BMG、DRMソフトのrootkit問題で新パッチ、批判は収まらず

音楽CDに「rootkitもどき」のソフトをひそませていたという批判に対し、すぐにパッチで対処したSONY BMGだが、その対処方法と実効性について、さらなる批判が集まっている。


SONY BMGのrootkit的手法、集団訴訟の可能性

SONY BMGのCDコピー防止手法に関し、イタリアのプライバシー保護団体が刑事告発を求める文書を当局に提出したほか、EFFが数週間のうちに訴訟するかどうか判断するとしている。


ベンダーがマルウェアをインストールするなんて……

SONY BMGとFirst 4 Internetはコピー防止を目的に掲げ、CDにrootkitを使用した。だがこれは、ユーザーを欺く行為以外の何物でもない。 (Enterprise)


SONY BMGのコピー防止CD問題に新たな指摘

SONY BMGはrootkitに似たコピー防止技術のパッチをリリースしたが、このパッチがマシンをクラッシュさせる可能性、さらにプライバシーの懸念が指摘された。(IDG)


SONY BMG、コピー防止CDのrootkit問題に対処

SONY BMGのコピー防止CDにrootkitに似た技術が使われているとの指摘を受け、問題のコンポーネントを削除するアップデートがリリースされた。


SONY BMGのコピー防止CDがrootkitを組み込む

SONY BMGのコピーコントロールCDに、マルウェアのrootkitに類したソフトが含まれていることがセキュリティ企業F-Secureのブログで指摘された。