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- exe形式のアプリケーション
- スクリーンセーバ形式
- 一般的なWebブラウザで見られるHTML形式
- exe形式をZIP圧縮したもの
- スクリーンセーバを配信用のパッケージにまとめたもの
から選択できる。
これだけあれば十分だろう。特にスクリーンセーバというのは、自分で楽しんだり、会社で「さりげなく(本当はこれ見よがしに)」自分の娘を自慢するにはいい手である。
ほとんど作成機能ばかりにフォーカスしてしまったが、一応、他の機能についても簡単に説明したい。
編集とは、いわゆるフォトレタッチの機能だが、コントラストの補正、ブラシによる赤目補正、画像サイズ変更、カンバスサイズ変更、画像回転、クロッピングとトリム、などがある。
面白いのはデコレーション機能で、フレームに収めたりできるのはもちろん、プレゼンテーションの場合とは異なり、一枚の写真を3Dにマッピングできるのだ。そしてテキスト追加機能。テキストとして、コテコテの3Dの文字などが入れられるようになっている。また、先ほどのBGMとは別に、画像そのものに音声を割り当てることもできる。
そして作成したアルバムをムービーとして出力する場合の「キャプチャ」だが(この名称はやっぱりおかしいと思う)、これは、ソースを選択して、出力するムービーのタイプを選ぶだけ。MPEG-1、MPEG-2、Windows Media、Real Media、AVIと選べるのだが、VideoCDやDVD用のメニューもきちんと用意されているのが嬉しい。VideoCDはMPEG-1、DVDはMPEG-2が基本だが、その中でもきちんとディスクにするための規格が選択できるのだ。きちんと規格を守るためのオプションが存在しているのという点は評価したい。
さらに、DVD書き出しのために「neo DVD」というソフトウェアが付属している。
そして「レイアウト」機能。これはあくまでも印刷用のテンプレートである。カレンダー、カタログ、封筒、グリーティング・カード、CD/DVD用のラベルと、様々なものが用意されている。
かなり端折っているのだが、主な機能については紹介できたのではないかと思う。「撮った写真を人に楽しく見せたい」「撮影した写真を使って気の利いたプレゼンテーションを作りたい」「結婚式で招待者が赤面するようなビデオを作りたい」「運動会で撮影した子供が走っているビデオを中心にした親バカなビデオを作ってWebで世界中に公開したい」といった場合には、最も手軽なツールの一つといえよう。どんな場面でも、すぐにプレビューできるという点も実用的だ。
最後に、いくつかのパターンでサンプルを作成しておいたので、参考にしてみてほしい。
これは4パターン程を使って作成したアルバムを、最終的にReal Media形式にしたもの。音楽は添付のサンプルファイルを使ってみた。同じ音楽を使い回している点、切れ目にあまり気を使っていない点など、いい加減ではあるが、「こういうものが作れる」と考えていただければ幸いである。なお、サンプルは小さくしたが、書き出したサンプルはデスクトップ全体でも再生でき、なかなか迫力のあるものである。
Real Media形式のサンプルを見る
最後に、3D Photo DVDが対応する入力と出力の形式を表にまとめた。参考にしていただきたい。
■対応入力形式
静止画 |
JPEG、GIF、PNG、PCX、PSD、TIFF、TGA、BMP、JIFF |
動画 |
AVI(.avi、.asf、.wm)、 MPEG(.mpeg、.peg、.mp2、.mp3、.m1v、.mpa、.mpe)、 Windows Media(.wmv)、 QuickTime(.mov、.qt) |
音声 |
MPEG(.mp3、.wma)、WAVE(.wav、.au、.aif)、 MIDI(.mid、.rmi)、RIFF(.rif) |
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■対応出力形式
動画 |
MPEG1(Video CD含む)、MPEG2(DVD-Video含む)、 AVI、Windows Media、Real Media |
アルバム形式 |
VEXE |
WEBページ |
HTML埋め込み出力 |
ディスク |
DVD-Video、DVD+VR、VCD(neoDVDを使用) |
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関連リンク
ホロン
[姉歯康,ITmedia]
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