赤坂タブレットPC編集記者 Vol.1:ブランチレポーター細野由華の
念願かなって赤坂にある出版社の編集部に配属となった細野由華ちゃん(22歳)。彼女は希望に満ちあふれた、やる気満々の新入社員である。この物語は、ひとりの新米女性編集記者がタブレットPCを使って立派に成長していく過程を追った連続企画のフィクションである。今日は配属が決まって初日の出勤日。さて、何が起こることやら……。
配属初日の会社正門前。
ウキウキ気分で出勤する由華ちゃんです。
なんとも満面の笑みでうれしそうですね。
細野 「きゃー、今日から編集部でお仕事するのねー、あたし。あら、いけないわ。ついうれしくて、自然に笑っちゃうわ。これじゃ、ヘンなやつに思われるかも……。気をつけよっと」
電話が鳴り止まない忙しげな編集部にて。
慣れないながらも、果敢に応対する由華ちゃんです。
細野 「え、天地がきついデスカ?(てんちってナニ?)はあ……。はい、申し伝えます。はい、それでは失礼します……」
由華ちゃん、ギョウカイ用語がさっぱり分からない様子です。しかも、ジェスチャーが多い由華ちゃん。電話口の相手には、イミないと思いますが。。。
おーっと!? 由華ちゃんの仕事ぶりを観察していた編集長が、なにやら手を挙げて呼んでいます。
編集長が呼んでいる……
編集長 「新入り君! ちょっとちょっと……」
ひょっとして叱られてしまうのか? 由華ちゃん、危うし! しかし……!
編集長、なんとピカピカのPCを由華ちゃんに手渡すじゃあ〜りませんか!
編集長 「これ、お前さんのだ。と言っても会社の備品だからね。壊さないで使ってくれたまえ」
編集部に配属された由華ちゃんに支給されたPC。それは由華ちゃん憧れのノートPCで、しかもタブレット型。
細野 (さっさと手に取り)「うわあ、編集長、ありがとうございます!」
おおお、タブちゃんいただき! でも使いこなせるか!?
ランチタイムとなった編集部に、由華ちゃんの姿はありません。彼女は会議室にひとり、こもっていました。
細野 「今日から私のかわいい愛機となったタブちゃんです。よろしくね。ペコリ」
タブレットPCにおじぎをさせるお茶目な由華ちゃん。ひとりなのにとても楽しそう……。
細野 「でも……、どうやって使うのかしら、これ?」
デスクトップPCならプライベートで使っている由華ちゃんですが、タブレットPCは初めて。使い方がわからず、困っていると……そこへ偶然にもやさしい先輩社員のSが現れました!
S 「こうして、ああして、こうやるのさ。わかったかい?」
細野 「なあんだ。カンタンですね。先輩、ありがとうございますっ。細野、よーく理解しました!」
PCに詳しいS先輩に操作方法を聞いて納得した様子の由華ちゃん。飲み込みがえらく早いですね。S先輩はこんなことを教えてくれました。
- タブレットPCとは、Microsoft Windows XP Tablet PC EditionというOSで動作する、ペン入力で使用できるタイプのユニークなPCである(コンバーチブル型、ピュアタブレット型)
- タブレットPCを堪能できる、電子落書き帳ともいうべき専用アプリケーション「Windows Journal」が標準搭載されている
- Windows Journalでは手書きの文字入力ができるほか、文字や図形のカット&ペーストが自在にでき、利便性に優れている(入力は黒以外にカラフルな色を選べる)
タブレットPCの使い勝手の良さに感動し、ますますマイPCへの愛着が深まった由華ちゃんです。肌身離さずに、いとおしくペン操作をしながら廊下を歩く由華ちゃん。他の人にぶつかりそうですが、気がつきません。
細野 「そうか、タブレットPCって、立っていて操作するときに威力を発揮するのね。片手で入力できるんだもの。なんて便利なのー!
細野由華とタブちゃんの行く手を待ち受けるものは……
マイPCを携えて帰宅した由華ちゃん。タブレットPCで、イラストを書いてみました。
細野 「イラスト入りの手書き文字を、メールで送れちゃうってスゴくない? なんだか何でもできちゃいそう。きゃー」
このように始まった、細野由華とタブちゃんのストーリー。彼女たちの行く手に待ち受けるものは、はたして……?「細野由華のバーチャル編集者」は、シリーズ7回でお送りする連続企画です。
タブレットPCにちなんだ楽しいネタをお届けしていきます。これからもどうぞ、ご期待ください。
細野由華(オスカープロモーション)。B型の22歳。現在、TBS『王様のブランチ』レポーターとして活躍中。そのほかTBS『王様のお夜食』にも出演中。
Text:島津篤志
Photo:三橋秀行
Hairmake:早坂美穂
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