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今年もキミは来ないのね――聖夜にかけるIT戦士かく闘えり(2/2 ページ)

絶対零度の人体実験に挑んだクリスマスイブから1年。今年は部屋を飛び出し、浮かれる街にネガティブパワーを伝染だ!こんな日でも納期に追われる本物のIT戦士に贈る「心温まるちょっといい話」(苦笑)。

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都心はやっぱり寒かった

 着いた先は、イルミネーションでいっぱいの東京・新宿西口だ。輝くツリーを見つけ、一目散に駆け寄る岡田。取り出した携帯電話をチラチラ見ながら人を待っているふりをする。「さあ男ども、いつでもナンパしてきなさいっ。『そんな格好して、寒いだろ。待ち合わせ、すっぽかされたの?』ってコートをかけに来なさい! さあっ、さあっ!」。


「寂しいなー。寒いなー」(編集部注:合成ではありません)

 もちろん誰も近づこうとすらしないが、岡田は「なんで!? こんなに寒そうなのに。てゆうか本当に寒いのに!」と逆ギレ気味。挙句の果て、人が寄ってこないのは「場所のせい」だとする主張を展開。「ほんと、ここの男どもは見る目がないんだから」と、人の多い南口に移動する。しかし相変わらず誰も寄ってこない。


隣のカップルはメルトダウン中。そして岡田は寒すぎる(編集部注:合成ではありません)

願い事を唱えながら歩くと願いがかなうという「ホーリースノーフォレスト」。何組ものカップルが並び、手をつないで歩いている

その後ろに一人で並び、一人で歩き抜ける岡田記者。「寂しい……」(編集部注:合成ではありません)

 その後2時間かけ、イルミネーション2カ所、ツリーを4カ所回った岡田記者だが、遠巻きに眺められり、指差されたり、ニヤニヤされたり、携帯カメラで撮られたり、「ザクよザク!」と叫ばれたりするばかりで、ステキな男子に声をかけられることは一度もなかったという。

 ……ま、今年もいい夜だな。


今回の予算(自腹)。サンタキャミソール699円、シャアザクTシャツ3045円、ツリー499円、雪1659円。捨てたプライド──プライスレス
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