日立、Viiv搭載/地デジ録画対応のハイビジョンリビングPC「Prius Deck」新モデル:2006年PC春モデル
日立製作所は2006年PC春モデルとして、Viivテクノロジによるハイビジョンコンテンツ視聴対応、Pentium D 920+地デジ+HDMI搭載のデスクトップPC「Prius Deck」新モデル2製品を発表、1月14日より順次発売する。
日立製作所は1月6日、Viivテクノロジによるハイビジョンコンテンツ視聴に対応する2006年PC春モデルPrius Deckシリーズ新モデル2機種「Prius Deck DH75P2」「同 DH73P2」を発表した。
発売はDH75P2が1月14日、DH73P2が1月28日。価格はオープン、予想実売価格はDH75P2が32万円前後、DH73P2が27万円前後。
Prius Deckシリーズは、デジタル家電との親和性を高めた“デジタルホームサーバPC”をコンセプトとしたデスクトップPC。インテル Viivテクノロジを採用し、ブロードバンドコンテンツのダウンロード視聴が可能なほか、HDMI端子を装備し、大画面TVでの高画質視聴にも対応する。
Viivは、インテルの提唱するプラットフォームブランドで、ネットワーク機器へのマルチメディアコンテンツ配信機能を対応機器同士で統合化できるもの。Codec互換性などをインテルが保証するほか、対応機器へのセキュアなネットワーク通信やDLNAガイドライン対応デバイスへのリアルタイムトランスコード機能などを包括的にサポートする。これにより、ブロードバンドコンテンツのダウンロード視聴などが容易に可能となるほか、将来的にViiv対応機器との連動もサポートされることとなる。
搭載CPUは、DH75P2がPentium D 920(2.80GHz)、DH73P2がPentium D 820(2.80GHz)。搭載HDDは、DH75P2が500Gバイト(250Gバイト×2)、DH73P2が320Gバイト(160Gバイト×2)となっており、双方とも標準でRAID-0による高速データ転送をサポートしている。
DH75P2はTV機能として地上デジタルチューナーを搭載する(DH73P2はアナログチューナー搭載)。付属液晶ディスプレイは、双方1360×768ドット表示対応の20インチワイドピュアカラー液晶ディスプレイが付属する。
Prius Deckシリーズの主な仕様は以下の通り。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
- 日立、地デジ対応を強化した「Prius Air」/地デジ搭載の一体型モデル「Air One」
日立製作所は、地デジチューナー標準搭載とした「Prius Air」、および新設計の薄型筐体を採用/地デジチューナー搭載モデルも用意するディスプレイ一体型モデル「Prius One」の計2モデル5製品を発表、1月14日より順次発売する。 - 日立、基本性能向上が図られた15インチ液晶ノート「Prius Note」
日立製作所は、15インチ液晶搭載ノートPC「Prius Note」シリーズ最新モデルとして、色補正機能付き高画質チューナー搭載モデル「PN37PT」、ワイヤレスLAN搭載モデル「PN33P」の2製品を発表、1月14日より発売する。価格は16〜17万円から。 - レビュー:HDMI端子搭載/静音性も魅力の日立流リビング・ハイビジョンPC──「Prius Deck N」
日立製作所からリビング利用も強く意識したデスクトップPC「Prius Deck N」シリーズ。TV・ビデオ機能にも注力した、いまどきの「リビングPC」だが、組み合わされるディスプレイは、PCとしての使い勝手も配慮した20インチワイド。かわりにHDMI端子を備え、大画面は別途PDPやプロジェクターで、という日立のポリシーを具現化したモデルとなっている。 - ハイビジョン全面展開へ──日立、デジタル家電融合化PC「Prius N」シリーズ発表(2005年8月)
日立製作所は、コンシューマ向けPC 2005年秋冬モデル「Prius」Nシリーズ9モデルを発表した。「Prius」デスクトップシリーズは、リビング向けデジタル機器「Wooo」シリーズとを融合させた使用スタイルを提案するデジタル家電融合化PCとして展開していく。 - 新コンセプト「Prius」登場──家電と融合するリビングルームPC「Prius Deck」新シリーズ
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.