「突貫です。眠いっす」――フェイスがノンストップでリニューアル:古田雄介のアキバPickUP!(2/4 ページ)
アキバのフェイス3店舗が20日からリニューアルオープン。1週間前に指令を受けたスタッフたちは通常業務をこなしつつ、大幅改装に取り組んでいた。目の下のクマがやばい。
CPUの発熱量が低いとPCケースが多様化する
今週の木曜日、Shuttleからキューブ型ベアボーンのハイエンドモデル「SP35P2 PRO」が登場した。価格は5万5000円前後で、在庫は潤沢だ。
SP35P2 PROはIntel P35 Expressチップセットを搭載しており、定格400ワットの電源ユニットにより「ハイエンドクラスのグラフィックスカードも安心して使えます」(T-ZONE.PC DIY SHOP)という。PCI Express x16スロットを1基備え、FSB 1333MHzのCore 2 QuadやCore 2 Duoも搭載可能。フロントに指紋認証センサーを搭載しているのが特徴だ。
省スペース型のベアボーンやケースは、ここ1年で人気が復活していると評価する声を聞く。クレバリー1号店は「小型電源の容量が向上しているのに加え、CPUの省電力化が進んでいるのが大きいですね。Pentium D全盛のころはPCケースの売り上げの9割がミドルタワーでしたから。いまは7割くらいにシェアが減って、その分、キューブ型やスリムケースが人気を集めています」と語る。
その潮流を受けてか、木曜日に登場したAntecのスリムタワーケース「MINUET 300」が、好調に売れている。価格は1万4000円前後で、在庫はやや少数だ。
MINUET 300はmicroATXケースで、剛性の高いスチール製シャーシを採用している。前モデル「MINUTE」から、電源容量を80ワット増量した定格300ワットとなった。フロントにツヤありの黒い塗装を施しているのは前モデル同様。ケースパネルとの接触面に緩衝材を貼り付けており、ビビリ音が発生しにくいのも特徴だ。
T-ZONE.PC DIY SHOPは「RAIDを組んだり、ハイエンドなグラフィックスカードを搭載しないかぎり、今は小型ケースで十分な性能が期待できます。MINUET 300の場合、スリムケースで気になるビビリ音も固いシャーシと緩衝材で防げるので、多少高くても手を出す人が多いようです」と話していた。
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