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レノボ、「IdeaPad S10」を発表──日本市場への投入は「検討中」:日本でも“個人向け市場参入”の予感
レノボは、8月4日にコンシューマー市場向けのNetbookとして、IdeaPadの新製品「IdeaPad S10」を発表した。出荷開始は10月からで価格は399ドルの予定。
IdeaPad S10は、レノボがコンシューマー市場向けに初めて投入するNetbookで、ボディカラーは「Classic White」と「Bold Black」、そして「Ruby Red」が用意される。キーボードサイズは「フルファンクションキーボードの85%」と説明されているほか、搭載する液晶ディスプレイのサイズは10.2インチで、バックライトにはLEDを採用する。
インタフェースとしては、Wi-Fi、ExpressCardスロット、Webカメラ、2つのUSB、4 in 1マルチカードリーダが用意されるほか、OSにはWindows XPを導入する。
CPUはAtom(具体的な型番は不明)を搭載し、メモリ容量は512Mバイト(最大1Gバイト)、HDDは80Gバイト(最大160Gバイト)となる予定。出荷開始は2008年の10月で、最小構成価格は399ドルと予告されている。
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レノボ・ジャパンによると、IdeaPad S10の日本への出荷は現在検討中で、仮に、日本市場に投入する場合はIdeaPadのコンセプトから、ビジネス市場ではなくコンシューマー市場向けのラインアップとして扱うことになると、コメントしている。
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