「ハンドル」にゆるぎなし──Let'snote F8:2009年PC春モデル
パナソニックは、2008年秋モデルで登場した「Let'snote F8」の新製品を1月29日に発表した。価格はオープンで店頭モデルの実売予想価格は29万円前後。
Let'snote F8は、14.1型ワイド、最大解像度1440×900ドットの液晶ディスプレイを搭載した2スピンドルノートPCで、Let'snoteシリーズで最も高いパフォーマンスを実現するために通常タイプのモバイル向けCPU「Core 2 Duo SP9300」(動作クロック2.26GHz)をはじめとして、Intel GS45 Express、Intel Wireless WiFi Link 5100AGN(IEEE 802.11a/g/n nはドラフト2.0準拠)で構成されるCentrino 2プラットフォームを採用しているほか、HDD容量が従来の160Gバイトから250Gバイトと強化された。
大画面を搭載するモバイルノートPCをもっと移動して使ったもらうためにボディ前面に取り付けた本体と一体化したハンドルが、F8の最大の特徴としてパナソニックはアピールしている。ハンドルの強度は、すでに同様のハンドルを導入しているTOUGHBOOKと同等だ。
14.1型ワイドの液晶ディスプレイを搭載したホディの重さは約1.63キロと、大画面を搭載するノートPCとしては軽い部類に入る。軽量化のために、重さ50.5グラムのシェルドライブや0.2ミリ厚のパネルを採用した液晶パネル、約0.6ミリ厚のマグネシウム合金ボディなどを取り入れている。
堅牢性能に関しても、76センチの動作落下試験や100キロf加圧振動試験をクリアするだけでなく、HDDを低反発ダンパーで保護し、ウォータースルー構造と防水シートを組み合わせた全面防滴キーボードを採用している。
Web販売専用のマイレッツ倶楽部では、HDD容量が店頭モデルより多い320Gバイトにできるほか、FOMA HIGH-SPEED対応モジュールを前面に設けられたスロットに搭載した「ワイヤレスWANモデル」が追加された。ワイヤレスWANモデルでは、Bluetoothモジュール(Ver.2.0+EDR/Class 1.0)も内蔵する。
Let'snote LIGHTシリーズの概要(その1) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
Let'snote LIGHT CF-F8 | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core 2 Duo SP9300(2.26GHz) | 2048MB | 250GB | Business(SP1) | 29万円前後 |
Let'snote LIGHTシリーズの概要(その2) | |||||||
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シリーズ名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | Office 2007 | 重量 |
Let'snote LIGHT CF-F8 | 14.1型ワイド | 1440×900 | Intel GS45 | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | ○ | 約1.63キロ |
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Let's note | Centrino 2 | 松下電器産業(パナソニック) | ノートPC | 直販限定モデル
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