約1.3キロの軽量ノートPC、フルセグチューナーも内蔵可能に──「VAIO type T」:2009年PC夏モデル
重量約1.3キロの軽量モバイルノートPC「VAIO type T」の2009年夏モデルは、VAIOオーナーメードモデルに内蔵地デジ+ワンセグチューナーや256Gバイト×2のSSD RAID+BD搭載オプションが加わった。
256Gバイト×2のSSD RAID 0、8Gバイトメモリを選択可能に
11.1型ワイド(1366×768ドット)の液晶ディスプレイを搭載する軽量モバイルノートPC「VAIO type T」の2009年夏モデルは、VAIOオーナーメードモデルで地上デジタル放送を受信できるフルセグチューナーを選択できるようになったほか、Core 2 Duo SU9600(1.60GHz)、8Gバイト(4Gバイト×2)のメインメモリ、Blu-ray Discドライブ+SSD512Mバイト(256Gバイト×2のRAID 0構成)、SSD512Mバイト(256Gバイト×2のRAID 0構成)+500GバイトHDDなどの選択肢が加わった。
VAIOのモバイルノートPCラインアップとして初めて用意するフルセグチューナーは、B-CASカードスロットとともにボディに“内蔵”するもの。2基の地上デジタル放送チューナーと1基のワンセグチューナーを備え、地デジ放送視聴ソフト「Giga Pocket Digital」、ワンセグ視聴ソフト「VAIO モバイルTV」、リモコン、B-CASカード、アンテナ変換ケーブルが付属する。
フルセグチューナーはCPUをCore 2 Duo(Celeron 723選択時は選べない)、2.5インチHDD、4Gバイト以上のメインメモリを搭載し、ワイヤレスWANはなし、光学ドライブもなしという条件下で選択できる。光学ドライブのスペースにフルセグチューナーを設置するので、内蔵光学ドライブとの排他となる。録画した番組はDVDメディアへの書き出しのみ対応し、ソニー製の外付けDVDスーパーマルチドライブ「VGP-UDRW1」のみ使用できる。なお、HDMI出力は720p(1366×768ドット)までとなり、1080p/1080iでは出力できない。
このほか、カラーバリエーションに新色「コスミックブルー」を追加した。宇宙を感じさせる神秘的な深いブルーを、絹のような細かい質感とともに表現するカラーとなっている。カラー/デザインバリエーションはコスミックブルーのほか、プレミアムカーボン、バーガンディーレッド、グレースゴールド、プラチナホワイト、シルキーブラック、フレグラントフラワー、ノーブルテキスタイル、クールハイライト、バーチカルストライプの10種類を用意する。
価格は最小構成モデルで14万9800円から。このほかの構成や価格はソニースタイルでシミュレートできる。
店頭販売モデルは、春モデルを継続販売
店頭販売モデルは2009年春モデルの「VGN-TT71JB」「VGN-TT51JB」を継続して販売する。
CPUにCore 2 Duo SU9300(1.2GHz)を採用し、1366×768ドット表示に対応する11.1型ワイドの液晶ディスプレイ、4Gバイトのメインメモリ、はIEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト2.0に準拠)の無線LANを搭載、プリインストールOSは64ビット版のWindows Vista Home Premium(SP1)、上位のVGN-TT71JBは160GバイトのHDDとBlu-ray Discドライブを搭載する。
関連キーワード
VAIO | 地上デジタル放送 | VAIO type T | RAID | SSD | Core 2 Duo | B-CASカード | Blu-ray | ワンセグチューナー | 64ビット | 地デジチューナー | HDMI | Windows Vista | ワイヤレスWAN
関連記事
type PのXPモデルや新色、地デジ対応type Tが登場――ソニー「VAIO」夏モデル第2弾
ソニーの2009年PC夏モデル第2弾は、Atom搭載ミニノートPC「VAIO type P」に待望のWindows XPモデルを追加。モバイルとハイスペックのノートPCも仕様が強化された。2009年PC夏モデルが登場!!
夏モデルのキーワードは、フルHD対応とBlu-ray Discドライブの搭載、そして64ビット版Windows Vistaの採用だ。新モデルの情報がすべて分かる!!新モデルの情報を随時更新:ミニノート/Netbook/UMPCのすべて
新作が続々と登場するミニノートPC。人気のVAIO type Pはもちろん、東芝や富士通、シャープといった国内メーカー製の新型Netbookに注目だ!!2009年PC夏モデル:64ビット化、カラバリ、BD作成ソフトに注力――ソニー「VAIO」夏モデルが始動(第1弾)
国内大手メーカーの2009年PC夏モデルは、ソニーが先陣を切った。64ビット版Vistaの採用をエントリー機まで広げ、BD作成ソフトの機能を強化している。2009年PC春モデル:新色と新柄が追加された超軽量2スピンドルノート──「VAIO type T」
VAIO type Tの2009年春モデルでは標準搭載の4Gバイトメモリを生かす64ビット版OSを導入するとともに、“まばゆい”新色がVAIOオーナーメードモデルに追加された。ハイビジョンモバイルを実現した新型「VAIO type T」に肉薄
秋冬モデルでラインアップを一新し、モバイルPCながらBlu-ray Discドライブを内蔵した新「VAIO type T」。その実力を垣間見た。最新「VAIO type T」がさっそく分解されていた
世界最小最軽量のBlu-ray Discドライブ内蔵モバイルPC「VAIO type T」がソニーブースに展示されている。“中身”も見ることができる。2008年PC秋冬モデル:世界最小最軽量のBlu-ray Discドライブ内蔵モバイルノート――「VAIO type T」
シリンダーフォルムを採用したモバイルPC「VAIO type T」の最新モデルは、あらゆる面で“エレガント”に進化したのが特徴だ。- VAIOのことならお任せ!:VAIO LOVERS(VAIO)
- ソニーじゃなきゃもったいない!:SONY LOVERS(AV機器)
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.