ナナオ、紙に近い見え方を再現する19型/17型液晶ディスプレイ
ナナオは、19型/17型液晶ディスプレイを3機種発表した。いずれも紙の印刷物に近い見え方を再現する画質モード「Paperモード」が備わっている。
ナナオは、19型液晶ディスプレイ「FlexScan S1921-X」と、17型液晶ディスプレイ「FlexScan S1721-X」ならびに「FlexScan S1701-X」を5月21日に発売する。いずれも価格はオープン、EIZOダイレクトでの直販価格はS1921-Xが5万9800円、S1721-Xが4万9800円、S1701-Xが3万9800円だ。ボディカラーはブラックとセレーングレーの2色を用意する。
これら3モデルは従来機種からボディデザインや表示性能、入力端子を継承。新機能としては、輝度やコントラスト、色温度の調整によって紙の印刷物に近い見え方を再現する「Paperモード」が追加された。使用中のアプリケーションに応じて最適な表示設定に自動で切り替える「Auto FineContrast」、周囲の明るさを検知して輝度を適度な値に抑える「Auto EcoView」などの機能も持つ。
3モデルとも画面解像度は1280×1024ドット、最大表示色は約1677万色(8ビット対応、10ビットLUT)に対応し、入力端子はDVI-D(HDCP対応)×1、D-Sub×1、ステレオミニ×1を備える。液晶パネルの駆動方式はS1921-XとS1721-XがVA、S1701-XがTNだ。
S1921-Xは輝度が250カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1000:1、黒白黒の応答速度が20ms、視野角が水平/垂直178度。スタンドは100ミリの昇降、縦回転、上30度のチルト、左右で各35度のスイベル調整が行える。本体サイズは405(幅)×205(奥行き)×406.5~506.5(高さ)ミリ、重量は約7.2キロだ。
S1721-Xは輝度が250カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1500:1、黒白黒の応答速度が25ms、視野角が水平/垂直178度。スタンドは100ミリの昇降、縦回転、上30度のチルト、左右で各35度のスイベル調整が行える。本体サイズは363(幅)×205(奥行き)×389.5~489.5(高さ)ミリ、重量は約5.9キロだ。
S1701-Xは輝度が300カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1000:1、黒白黒の応答速度が5ms、視野角が水平/垂直160度。スタンドは上30度/下5度のチルト調整が行える。本体サイズは363(幅)×188(奥行き)×382(高さ)ミリ、重量は約4.7キロだ。
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