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「Bluetooth v4.0」の認証プログラム開始

Bluetooth SIGが「Bluetooth v4.0」の認証プログラムを開始。ボタン電池で数年動作する低エネルギー機能を特徴とし、ヘルスケアやホームエンターテインメントなど潜在ニーズのある製品群への普及も見込む。

 Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は7月7日、低エネルギー機能を備えたBluetooth v4.0を正式に採用すると発表。採用プロセスの最終ステップとなるBluetooth SIG認証プログラムを開始した。

 Bluetooth v4.0は、従来バージョン比で低消費電力性能と低コスト、広い到達範囲などを特徴とするBluetoothの新規格。低電力でのバッテリー動作に最適化(一般ボタン型電池で数年間の動作が可能)し、かつベンダー間の相互運用も考慮した特性により、主にヘルスケア、フィットネス、セキュリティ、ホームエンターテインメント機器など、これまでとは異なる潜在的なネットワーク利用シーンの創造や市場の活性化を見込む。Bluetooth SIGによると、2015年には全出荷量の半分がこのバージョンに置き換わるとしている。

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