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UQ、日立製超小型WiMAX基地局を導入──公共施設や鉄道沿線、ホワイトスポットの対応を推進
UQが超小型WiMAX基地局の運用を12月より開始。鉄道沿線や高速道路、公共施設などへ導入し、屋内や移動中の利便性を高める。
UQコミュニケーションズは12月1日、日立製作所製の超小型WiMAX基地局の運用を始めたと発表した。
超小型WiMAX基地局は、遮へい物や奥まった場所などで電波が入りにくい場所に設置することできめ細かいエリア化を実現する省スペース型の基地局。鉄道沿線や高速道路、公共施設のほか、サービスエリア内でもWiMAX電波が入りにくいホワイトスポットへの導入を推進し、外出先や移動中の利便性をより高める。
導入する日立製作所製基地局は、本体サイズ340(幅)×270(奥行き)×65(高さ)ミリ、重量は約6キロ。中心周波数は2595M~2625MHz、送信出力は最大1ワット。消費電力は約35ワットとなる。
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