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「Sandy Bridgeの“出し惜しみ”が全部出た」――Z68マザー&Core i7-2600Sが登場!古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

満を持してP67とH67の特徴を併せ持つZ68マザーがデビューしたほか、国内流通はないとされてきた省電力タイプのCore i7-2600SやCore i5-2500Tも買える状況になっている。

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「ま、ハードの仕様はHD 5770と同じですし」――Radeon HD 6770はスタートから種類が多彩!

旧世代のHD 5770カードとHD 6770カード

 先週は、Radeonの新GPU「HD 6770」と「HD 6750」を搭載したグラフィックスカードも登場している。価格はHD 6770カードが1万2000円弱から1万7000円弱、HD 6750カードが1万円弱から1万2000円前後だ。在庫はどちらも潤沢。

 Radeon HD 6770は、コアクロック850MHz、メモリクロック1200MHzで動作し、GDDR5メモリ1Gバイトを搭載する。HD 6750はコア/メモリのクロックが700MHz/1150MHzで、GDDR5メモリを1Gバイトまたは512Mバイト搭載。ともに前世代のHD 5770とHD 5750に近い仕様だが、HDMI 1.4aやBlu-ray 3Dをサポートするなどの改良点もみられる。

 入荷したPC DIY SHOP FreeTは「まあHD 5770とHD 5750のリネーム&マイナーバージョンアップといった感じです。初回から価格も安くて、オーバークロックモデルなどのバリエーションも豊富なのが特徴といえます。前世代が売れ筋だったこともあり、順調に主力ラインを引き継いでいくかなと期待しています」と話していた。

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 そうしたバリエーションモデルの中で注目を集めていたのは、ギガバイトの「GV-R677SL-1GD」だった。2段スロットを占有し、拡張ブラケットの幅を越えるフィンを搭載するなど、大ぶりなデザインでファンレスを実現している。クロック数は標準で、価格は1万5000円弱だ。

 ソフマップ秋葉原本館は「これだけクーラーが大きいと、エアフローを工夫しなくても、きちんと放熱できると思います。あとは物理的に組み込めるかだけですね。静音志向の人にオススメです」と話していた。

SaphirenのHD 6770カード。左から「VAPOR-X HD6770」「FLEX HD6770 1G GDDR5 PCI-E DL-DVI」「HD6770 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP」(写真=左)。ギガバイト「GV-R677SL-1GD」(写真=中央)。SaphirenのHD 6750カード。中央の「HD6750 1G GDDR5 PCI-E」と右の「HD6750 512M GDDR5 PCI-E」(写真=右)

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